ラップ解説
12.5-10.8-11.7-12.7-12.0-11.7-11.1-11.7
走破タイム1.34.2
前半1000m59.7秒スローペース
展開解説
前半スローペースで直線の持続力勝負。
内馬場は荒れて来ており、内馬場は不利。
前日に雨が降った影響で直線はパワーを必要とし、キレる脚を使うタイプやスピードで押し切るような短距離質なタイプは厳しい展開。
いかに長く脚が使えるかの中距離適性が問われたレースとなった。
隊列解説
スタートはスリールミニョンが良かったが、シンフォーエバーが主張してハナへ。
スローな流れでシンフォーエバー、ケイテンアイジン、スリールミニョン、トータルクラリティあたりが先行。
スターウェーブ、モジャーリオ、コートアリシアンが中団。
ジョリーレーヌ、マジカルフェアリーがいて、後方にプロクレイア、キタノクニカラ。
スローペースなため隊列は密集。
11頭なとこもあり外負荷も少ない。
直線はバラけて物理的な不利は少なかった。
各馬評価
1着トータルクラリティ
差されたかと思ったところから差し返した。
跳びが大きく加速に時間が掛かる分、直線寄れたことで失速。そこから伸び返したので成長すればもっと強くなっていきそう。
後半4ハロン46.5秒は優秀で今後も期待できる。
ただし加速が遅いためコースはかなり選びそうでバゴ産駒らしいなと感じる。
2着コートアリシアン
向正面の3コーナーから4コーナーに掛けて、かなり折り合いを欠き暴れていた。
直線は手前を変えたら一気に伸び、最後手前を変えて失速。
折り合い難だった割には能力を出せた内容で課題が見えたレースだった。
3着プロクレイア
後方から内に進路取ったが進路がなかったので、外に持ち出し、そこからはよく伸びていた。
最初からスムーズに外回したらもっとやれていた。
4着マジカルフェアリー
スタート良かったが控えてのレース。もう一つポジション上げられていたら結果は違っていたかもしれないが、現状の力を出しての4着。
5着ジョリーレーヌ
コーナーはロスなく回してきて、スムーズに外に持ち出したので伸び負け。展開も向いた
6着スターウェーブ
内馬場を走らせたので不利はあった。
ただ、直線は前走のような脚の速い回転はなくバテていたように見えた。
距離も短い方が向く。今回は度外視したい。
9着シンフォーエバー
出遅れから掛かり気味にハナを取った。
離した逃げではあるがスローペース。
直線はバテというよりスイッチが入らなかったようにそのまま。
馬体が大きくピョーンと跳ぶように走る馬だけに、馬場が柔らかいのが影響したかと推察。
逃げてしまって折り合いが難あるし、出遅れに跳び大きく初速にも疑問。
敗因は分かるが狙いにくさが勝る。
次走クッション値の低い良馬場に加えて外枠からなら狙えるかなぁと条件が付く
次走注目馬
A評価:プロクレイア
B評価:コートアリシアン
C評価:トータルクラリティ
度外視:スターウェーブ