函館記念 回顧

コラム

レース概要

函館芝2000m
良馬場、西からの風が風速5m/s
レースタイム:1:57.6(レコード)
12.5-10.2-11.4-12.0-12.0-11.9-12.2-12.1-11.7-11.6

レース内容

1988年サッカーボーイのタイム1:57.8を更新するレコード決着。
書籍にも書いた通り夏の函館開催では風速5m/sの風は展開への影響あり、追い風で差し有利に働く風であった。

スタートから12.5-10.2-11.4はハイペース。
馬場は綺麗であり基本内有利。
向正面で緩んだので馬群は凝縮。差し有利な展開となった。

函館記念は前半スローだと4コーナー外回したら大敗するが、前半が早く後半が落ち着くと真逆の展開となることは頭に入れたほうがいい。

今回は1.2コーナーで先行外を回した馬が最も負荷の大きいレース。このポジションにいた馬を回顧からの狙いとする。

回顧のポイント

・前半ハイペースのレコード決着

・直線は追い風で差し有利な風

各馬評価

1着ヴェローチェエラ
ゲート内では怪しく動いていたが問題なくスタート。後方を外めからの競馬となった。
外を回しているが、後ろだったため負荷は少ない。似たポジションにいたランスオブクイーンやアルナシーム、サンストックトンがそこそこ走ってきているので間違いないだろう。
3〜4コーナー早めに動いて押し切り勝ち。
展開含め上手く乗った勝ち方だった。

2着ハヤテノフクノスケ
内を先行でセオリー通りの函館の乗り方。
騎手のコメントからも調教過程が悪かった中での着順なので評価していい。
函館記念は短縮ローテが合うのだが、この前半タイムで先行できるとは思ってなかったので馬の能力の高さを見せた。今後も評価したい馬。

3着マイネルメモリー
離れた後方から大外回して差してきた馬。展開が合ったと評価。新潟記念では評価Bとしていた馬で今回の低評価は流石に人気しなさすぎといったところはある。
フロック視はしないが今回は展開は向いていた。

4着ディマイザキッド
離れた後方から大外回して差してきた。
キレる脚はなく、長く脚が使える馬なのでもう少しやれるかと思ったがマイネルメモリーにも完敗の内容は物足りなかった。
直線軽い馬場でスピード求められる持続展開の方があってそう。
ここで負けるとなると次は人気落とすだろうが狙いたい条件は限定的。

5着ランスオブクイーン
ディマイザキッド比較では健闘の内容。
今回キレ負けは仕方ないがそこそこ走っている。キレ負けするので持続力展開になるコースで牝馬限定戦ならもっとやれていい。

8着ボーンディスウェイ
先行外の負荷の大きいポジション。
ハヤテノフクノスケを除けば先行して先着している。鞍上のせいで何度泣けばいいのか分からんが最もダメなポジションで競馬したので、今回も度外視できる内容。

10着トップナイフ
外枠から先行して2番手につける。
前半早かったことを考えれば前半コーナーまで無理をして先行したのは結果論キツい競馬の選択となった。度外視内容

11着マコトヴェリーキー
ボーンディスウェイを見る形で先行外を回す競馬。度外視。

次走注目馬

A評価:ボーンディスウェイ
B評価:トップナイフ、マコトヴェリーキー
C評価:ハヤテフクノスケ

ヨメウマ
この記事を書いた人

嫁を愛する競馬予想家。
レース映像回顧をメインファクターとし、独自予想「芋づる式回顧術」で予想を提供する。
競馬王、netkeibaウマい馬券で活躍中!

ヨメウマをフォローする
コラム
シェアする
ヨメウマをフォローする
ヨメチャ競馬
タイトルとURLをコピーしました