NHKマイル回顧

コラム

レース概要

東京芝1600m

走破タイム:1:31.7

12.3-10.4-10.7-11.2-11.8-11.9-11.6-11.8

2025年 44.6-47.1(-2.5)パンジャタワー

2024年 46.3-46.1(+0.2)ジャンタルマンタル

2023年 46.3-47.5(-1.2)シャンパンカラー

2022年 45.6-46.7(-1.1)ダノンスコーピオン

2021年 45.3-46.3(-1.0)シュネルマイスター

前傾レースになるにつれて短距離志向の馬が優位になるが、今年は-2.5と異常値。

今年はかなり短距離志向なレース質になったと言える。

レース内容

スタートでコートアリシアンが大出遅れ。

スタートの12.3は特筆するほど速くないが、これにより先頭争いが激化、コーナーまで長いので3ハロン33.4のスプリント並みのハイペースとなった。

直線は馬場はフラットで前崩れレース。

回顧のポイント

・短距離質なレース

・前崩れの差し展開

各馬評価

1着パンジャタワー
後方から外回して差し。2.3着がイン差しに対し、この馬は外回してきており、この展開では着順以上に1枚抜けていた。
ラストの脚は貯めイン伸びのマジックサンズやチェルビアットが優っていたので余力なく出し切った。

2着マジックサンズ
後方からイン差し。展開向いての着順。
返し馬から暴れており気性は課題がある。
マイルより長い距離向きだと思っていたので、今回の好走からこの馬の適性が分からなくなったが、最後ゴール手前で手前を変えて減速しているように見える。
気性が良くなり馬群で競馬出来れば1800ぐらいの小回りでもというイメージ。
しばらくは気性面から評価はしづらい印象。

3着チェルビアット
後方からのイン差し。かなり展開は向いたし、ラストの伸びはこの馬が1番良かった。
1600m以下のレースで期待できる。

4着モンドデラモーレ
インベタ中団前めから差してきた。
ランスオブカオスやイミグランテソングを見ながら追走し、直線はアドマイヤズーム目掛けて外から差してきたので乗り方自体は文句なかった。
また、これらの馬に先着しているので強いことには間違いない。
ゴール手前で減速しており、展開向かず。引き続き評価したい馬。

5着ランスオブカオス
スタートは1番早かったが控えて4番手イン。控える選択した吉村騎手は若手で前有利のセオリーがあるにも関わらず良い選択していたと思う。
結果論、前崩れの展開を先行して展開不利だったが、先行勢では最先着の高評価。
良い騎手でいい馬で次走巻き返し期待したい馬。

6着サトノカルナバル
後方から脚を伸ばしたが、パンジャタワーと似た位置で競馬でキレ負け。
持続的な脚は使っており、追走の問われない中山で買いたい。

10着コートアリシアン
大出遅れで度外視。この出遅れで10着と評価上げそうだが、差し展開だし、そもそもこの馬は能力があるのでこんなもんだろう。
能力は評価するが気性的な問題があるので成長待ち。後々は中距離馬と考えてます。

11着イミグランテソング
アドマイヤズームをマークしたポジション。
先行して展開不利。ランスオブカオスと比較してもう少し残して欲しかった。
度外視レースで次走期待したい。

14着アドマイヤズーム
先行外めの1番負荷の大きいポジション。
目標にされたし、展開も向かず度外視。

17着ティラトーレ
先行外めの負荷の大きいポジション。度外視。

次走注目馬

A評価:ランスオブカオス
B評価:モンドデラモーレ
C評価:パンジャタワー

度外視:コートアリシアン、イミグランテソング、アドマイヤズーム、ティラトーレ

ヨメウマ
この記事を書いた人

嫁を愛する競馬予想家。
レース映像回顧をメインファクターとし、独自予想「芋づる式回顧術」で予想を提供する。
競馬王、netkeibaウマい馬券で活躍中!

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