天皇賞春 回顧

コラム

レース概要

京都芝3200m

走破タイム:3:14.0

レースラップ

13.0-11.4-12.0-12.2-12.1-12.0-12.3-12.9-12.5-11.8-12.2-12.1-11.8-12.2-11.8-11.7

レース展開

前半5ハロンは60.7秒と平均ペース。次の5ハロンも61.5秒と大きく緩まなかった。

ラスト5ハロンも59.6秒とほぼ一定のペース。

ラップを見ても明確な仕掛けといえる落差のあるラップはなく、長距離らしいロングスパート持続力勝負だった。

回顧のポイント

・ポジションによる不利は少ない

・軽い馬場での長距離戦でスタミナだけでなくスピードも必要

各馬評価

1着ヘデントール
道中は中団のインでロスなく進めて、直線は外に出すセオリー通り。
ジャスティンパレスの早仕掛けにも反応せず、冷静な運びでしっかり最後まで伸びた。

2着ビザンチンドリーム
やや折り合いを欠きながらで最後方からの競馬。4コーナーから馬が行きたがっているところを騎手がうまく抑えて、直線に入ってから追っていたが、この馬の脚を考えるともう少し早めから追い出して、下り坂で加速させた方が良かったのではないかと考える。
いづれにせよヘデントールとは差のない競馬で、評価は能力差なしで強い競馬。
気性の改善で今後もっと化けそうなため、来年も期待したい。

3着ショウナンラプンタ
ジャスティンパレスが早めに仕掛けて、ショウナンラプンタの前に入ったため、コーナーでは1頭分余計に外を回す運びとなった。
キレ負けで上がりの掛かる展開の方が向く。

4着サンライズアース
向正面に入った時点から追いっぱなしで、その地点からゴールまで1400m間ものスパートした事になる。
追走にもスピードが足りず厳しい展開となったが、最後まで脚が持っており、かなり強い内容。追走スピードから時計の掛かる馬場の方が合っている。

5着マイネルエンペラー
先行して、サンライズアースが仕掛けたラスト1400m地点から仕掛け、ラスト1200mからは先頭でロングスパート。
追走はサンライズアースよりはスピードがあり楽だったが、直線はキレ負け。サンライズアースにはスタミナ負けをしていた。
長距離レースではメンバー次第で十分上位争いに加われそう。

6着ジャスティンパレス
ラスト1200m付近の上り坂の手前から早めに仕掛けて捲って行った。
ジャスティンパレスの脚を考えると、一気に捲るより徐々にポジションを上げるような加速をさせた方が良かった。
結果的に後方からでも届くレースだったので騎手の判断が甘かった。
馬自体は最後まで脚伸ばしており強い内容。
次はジャパンCなどで早めに仕掛けるレースをして欲しい。

8着ブローザホーン
直線までは上手く運んでおりいいレースだった。鞍上がコーナーでムチを落としており、追えずに終わったため度外視内容。

次走注目馬

A評価:ビザンチンドリーム
B評価:ヘデントール、サンライズアース
C評価:ショウナンラプンタ

度外視:ブローザホーン

ヨメウマ
この記事を書いた人

嫁を愛する競馬予想家。
レース映像回顧をメインファクターとし、独自予想「芋づる式回顧術」で予想を提供する。
競馬王、netkeibaウマい馬券で活躍中!

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