✅近年の共同通信杯におけるトレンド
近10年の共同通信杯3着以内馬は、2/3以上が当日4角5番手以内でした。
逃げ馬も複穴を出しやすく3〜4角1番手馬は近10年で複勝率50%(0-2-3-5)、昨年の大穴パワーホール(複勝1,620円)を除いても複勝回収率は100%を超えており4着馬も2頭。
先行してのパフォーマンスが重要であり、ポジションを加味した近走実績に注目します。
【共同通信杯で推奨出来る近走実績】
①近5走以内で以下何れかに該当
1)芝1800〜2000のOP以上で、4角3番手以内の2着以内あり
2)芝1800〜2000の新馬または1勝クラスで、4角3番手以内かつ上がり3F2位以内の1着あり
②前走OP以下は勝ち馬から着差0.3以内
①+②該当馬成績
近10年:6-6-2-16 複勝率46.7%
近5年:4-5-2-7 複勝率61.1%
・2024年
ジャスティンミラノ 4番人気1着🥇
ジャンタルマンタル 1番人気2着🥈
パワーホール 9番人気3着🥉
・2023年
ファントムシーフ 3番人気1着🥇
タッチウッド 5番人気2着🥈
・2022年
ジオグリフ 1番人気2着🥈
ビーアストニッシド 8番人気3着🥉
・2021年
エフフォーリア 4番人気1着🥇
ヴィクティファルス 7番人気2着🥈
・2020年
ダーリントンホール 3番人気1着🥇
ビターエンダー 4番人気2着🥈
——-特に近5年に該当馬多い——-
・2016年
イモータル 5番人気2着🥈
・2015年
リアルスティール 3番人気1着🥇
・2014年
イスラボニータ 1番人気1着🥇
【2025年の該当馬】
マスカレードボール
レッドキングリー
過去の傾向には該当しませんでしたが、
先行しそうな穴馬なら★ワンモアスマイル
キャリア5戦で4着以下無し、東京・小倉・中京・京都とコース問わず相手なりに好走。
また、先着された相手も世代上位馬。
・2走前
ビップデイジー(着差0.2)→阪神JF2着
・3走前
エリキング(着差0.5)→G3含む3連勝
ジョバンニ(着差0.4)→ホープフルS2着
スローで2番手先行ぐらいなら面白い馬です。
✅共同通信杯勝ち馬傾向
※近10年が対象
※前走取消馬は2走前でカウント
①前走距離
・1800〜2000
→2019年ダノンキングリー以外に該当
②前走人気
・G3以上:4番人気以内
・OP以下:2番人気以内
→近10年の勝ち馬全てに該当
③前走着順着差
・2着以内または着差0.3以内
→近10年の勝ち馬全てに該当
④近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当
1)芝1800〜2000で、4角5番手以内かつ上がり3F2位以内の1着あり
2)芝1600の1勝クラス以上で、4角5番手以内かつ上がり3F1位の1着あり
3)芝1800重賞で3着以内あり
→2016年ディーマジェスティ以外に該当
【2024年の①〜⑤全て該当馬】
ネブラディスク
マスカレードボール
レッドキングリー
✅共同通信杯注目馬① レッドキングリー
・前走の東スポ杯2歳Sは時計や展開面は評価できませんが、クロワデュノールのG1だけでなくサトノシャイニングが先週のきさらぎ賞を3馬身快勝したようにメンバーレベルは高い。
・新馬戦は4馬身差つけたウィクトルウェルスがその後2連勝で価値がUP。
東京芝2000を『2番手(または先行)から上がり3F2位以内の1着』は過去の連対馬にも通ずる共同通信杯の注目ローテパターン。
【東京芝2000実績持ちの近5年連対馬】
・2024年
ジャスティンミラノ 4番人気1着🥇
→新馬戦を4角2番手+上がり3F2位で1着
・2022年
ダノンベルーガ 3番人気1着🥇
→新馬戦を4角5番手+上がり3F1位で1着
・2021年
エフフォーリア 4番人気1着🥇
→1勝クラスを4角4番手+上がり3F1位で1着
・2020年
ビターエンダー 4番人気2着🥈
→未勝利を4角3番手+上がり3F2位で1着
✅共同通信杯注目馬② マスカレードボール
・前走のホープフルSは馬場の内が良く、道中最内を追走したジョバンニが2着、3角手前から捲って先頭のファウストラーゼンが3着に残った様に内や前が恵まれたレース。
マスカレードボールは致命的な大外18番枠、下げて後方追走で完全度外視の内容。
・2走前のアイビーSは前半行きたがる面を見せながら、他馬がラスト1Fでほぼ軒並み0.3〜0.4減速している中で唯一10.9→11.1と減速幅が少なく余力のある勝利。
アイビーSの内容は近年の共同通信杯に繋がる好位からの1着ですし、左回りの1800G3ならまだ見直したい馬。
✅共同通信杯推奨度(S〜B評価)
S レッドキングリー
マスカレードボール
A ネブラディスク
リトルジャイアンツ
B ワンモアスマイル
ショウナンマクベス