大阪杯馬体診断

コラム

大阪杯馬体診断

・ジオグリフ  評価C

胴に伸びがあり、胸前・肩回りの筋肉の発達しており前駆の発達が良く力強い。

前走中山記念から大きな変化なく一定のデキをキープといったところまで。

・スタニングローズ  C評価

昨年ヴィクトリアマイル以来10ヶ月ぶりのレース。馬体を見ると良かった頃と比べて明らかにハリ、毛艶、メリハリが足りずここは一度使って次どう変わってくるか。

・ソールオリエンス  評価B

前走有馬記念ぶりの中山記念を使われ今回。

トモのあたりを見るとやっと綺麗なフォルムに近づきつつある。馬体のハリも良くなってきており毛艶はもう少し良化の余地を残すが力は出せるデキか。

・タスティエーラ  評価B

胴が長く腹袋も大きめで持続力に長けた馬体。

繋ぎが短く道悪は歓迎。そこまで太め感がある訳ではないが、まだもう一つメリハリが不足しておりまだ上の仕上がりがある。

・ハーパー  評価B

胴に気持ちゆとりがあり距離はマイル〜2000前後がベストか。

前走有馬記念ぶりのレースとなるがその時にかなり冬毛が目立っていた事を考えると今回は冬毛が抜けて馬体のハリ、毛艶とかなりの上昇。

他の馬の方がよく見えたのでB評価と落としたがA評価に近い評価。

・ハヤヤッコ  評価C

クビが太く胸前や肩回りの発達がかなり良くダート、重馬場でこそ。

太め感なくスッキリとしており力はある程度出せるかもしれないがそれでもよくは見えずC評価。

・プラダリア  評価S

前走京都記念時もかなり良く見せていたが更に上昇。蹄には厚さがあり道悪でも大きなマイナスとはならない。

馬体のハリは前走以上でかなり良く毛艶も抜群で銭形模様が浮いており代謝の良さが目につく。完成の域。

・ベラジオオペラ  評価A

ダービーの頃はまだまだ線が細かったがここにきてボリュームアップしつつ成長。

横幅の大きなトモ、胸前の筋肉といいバランスで成長をうかがえる。

薄らと肋骨が見てとれ太め感なく、かなりいい仕上がり。S評価をつけてもいいほどで正直どちらにつけるか迷ったほど。

・ミッキーゴージャス  評価A

後肢が長く若干腰高にみえる。キ甲が伸びきっておらず成長の途中といった感じ。

それでも重賞を制覇するなど能力はある。

腹回りがしっかりとしており消耗戦でこそ。

毛艶はまだ上がありそうではあるものの、馬体のハリは良く仕上がり良好。

・ルージュエヴァイユ  評価B

胴に伸びがありスッキリとしており中距離適性は高く、持続力に長けていて長くいい脚を使える。前走京都記念と比較して馬体にメリハリが出て逞しくなり状態はアップしている。前走使われた事で今回いい仕上がりに。

・ローシャムパーク  評価A

胴にやや伸びがあり持続力勝負向き。

キ甲も伸びトモのボリューム感もアップして馬体全体のバランスが良くなった。

繋ぎは立ち気味で蹄は厚さがあり道悪適性はある。香港カップ以来のレースも薄らと肋骨が感じ取れ太め感は無く、筋肉のメリハリ、毛艶共に良好でいい仕上がりにある。

〜馬体診断まとめ〜

S評価プラダリア

A評価①ベラジオオペラ・②ミッキーゴージャス・③ローシャムパーク

B評価ソールオリエンス・タスティエーラ・ハーパー・ルージュエヴァイユ

C評価ジオグリフ・スタニングローズ・ハヤヤッコ

〜馬体をみた感想〜

たまたまだが京都記念組の馬体が良く見えた。

その中でもプラダリア、ベラジオオペラは馬体からは抜けている印象。

正直この2頭の甲乙はつけにくいが馬体の好みでプラダリアを上にと言った感じです。

あとはミッキーゴージャス、ローシャムパーク、ルージュエヴァイユあたりは一定以上に仕上がりは良く、ソールオリエンス、タスティエーラはまだ良くなるかなぁ〜と思っておりこの出来でどこまでか。

高松宮記念に続いてここもS評価馬に期待していきたい。

この記事を書いた人

馬体ばかりを見ている5人の子供を持つ父です。
フォトパドックやレース前パドックを見て推奨させていただいたりしています。

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