有馬記念馬体診断

コラム

【年末の大一番!!春G1馬の復活に期待】

今年も早いもので残すところも僅かに…

今年はヨメチャの方で馬体診断を出させて頂くようになり沢山経験させていただきました。

元々趣味程度でやっていた事がこんなにも沢山の方に見ていただく場に投稿させていただくようになり試行錯誤の一年でした。ご意見やご質問はいつでもお気軽にお声掛けください!!

子供が沢山おり、上の4人がサッカーをしていて平日夜でも選抜やチーム練習の送迎に追われ土曜日は仕事からお迎え、日曜日は試合の送迎や練習時は指導者としてバタバタしており中々時間が無くヨメチャへ顔を出せなかった事申し訳ございません。来年は少しでも馬体診断とは別で顔を出していけるよう頑張ります。

さてここから本題ですが、今年の有馬記念馬体写真から1番良く見えた一頭は春の大阪杯を制しG1馬となった【ベラジオオペラ】です。その大阪杯でも成長を感じS評価と迷ったほどと記載したように好仕上がりでしたが今回の馬体を見ても前走使われた事で抜群に良くなってきています。多少上がりのかかるコース、レースの方がポテンシャルを発揮出来ているようにも見えますし立ち回りは上手な一頭なので今回のコースは合いそう。距離は気持ち長いかもしれないですがこなせて良いと見ています。人気も落ちる今回狙いたい一頭です。

〜馬体評価まとめ〜

ベラジオオペラ S評価90点

スタニングローズ A評価85点

プログノーシス A評価83点

ダノンデサイル A評価80点

レガレイラ A評価75点

シャフリヤール A評価70点

ドウデュース B評価68点

ブローザホーン B評価66点

アーバンシック B評価65点

ローシャムパーク B評価64点

ジャスティンパレス B評価62点

スターズオンアース B評価60点

ダノンベルーガ B評価55点

シュトルーヴェ C評価40点

ディープボンド C評価40点

ハヤヤッコ C評価40点

・アーバンシック B評価65点

胴回り、背中、首もとにゆとりのある馬体でストライドが大きく走るため本質的には広いコース向き。前走菊花賞と比較すると前走の方が馬体のメリハリやハリ感など前走の方が仕上がりは良く見える。

・ジャスティンパレス B評価62点

長躯短背でまとまりのある馬体をしておりコンパクトにまとまりのあるタイプで距離が伸びるのは歓迎。仕上がり面では毛艶はパッとしないもののメリハリは近走の中では1番効いているが少しハリ感が物足りず。

・シャフリヤール A評価70点

長躯短背でコンパクトにまとまりのある小さめな馬体をしており器用に立ち回れそうな馬体。仕上がり面では太め感ないもののふっくらと見せ馬体のボリューム、ハリ良好。

・シュトルーヴェ C評価40点

曲飛の造りでピッチの早い走りにつながることからも中山適性は高そうではある。仕上がり面では前走使われた事でスッキリとしてきて上昇してきてはいるがここにはいるとかなり見劣る。

・スターズオンアース B評価60点

牝馬としては大きな骨格をした雄大な馬体で牡馬顔負け。胸に深さがあり高い心肺機能を秘める。仕上がり面では良く見せるタイプでは無いため今回もそこまで良くは見えないが、それでも昨年好走した同レースよりかは毛艶も良くスッキリとして見える。

・スタニングローズ A評価85点

筋肉量が一定以上にありスピードを秘め、少し前重心になり気味なバランスから先行力に繋がる。今回引退レースになるみたいだが、毛艶、馬体のハリはかなり良く距離延長を見越してか前走より少しスッキリと仕上げてきている点に好感を持てる。

・ダノンデサイル A評価80点

骨格の大きな馬体で肉付き、筋肉量豊富で見栄えする馬体。今回菊花賞からの距離短縮になるがプラスに働く。仕上がり面では出走は叶わなかったが皐月賞時の仕上がりが抜群でそこと比較になるともう一つ上はあるものの前走菊花賞と比べてみると一度使われてスッキリとしハリ感もかなり良くなった。

・ダノンベルーガ B評価55点

胴回りにゆとりのある持続力に長けた構造。天皇賞、ジャパンCと使われて少しずつ良くなってきてはいるものの物足りなさは残る。

・ディープボンド C評価40点

腹袋の大きな馬体で年齢と共にゴツゴツとした感じになってきており柔らかさの感じない馬体に。ハリ毛艶は悪くは無いがもう少し柔らかさを感じる馬体なら。

・ドウデュース B評価68点

筋肉量が豊富でパワフルさのある馬体前後に詰まり気味でピッチの速い走りに繋がるため瞬発力に長けた馬体。仕上がり面では大きな変化は無いものの少しお腹周りに余裕があるか。毎回思うのだが距離のベストは2000mあたりまでだと思い続けながらも好走されているが最後までそう思い続けています…

・ハヤヤッコ C評価40点

肩周りの発達が良くゴツゴツしているところからもダートでの好走実績がある点も頷ける。パワフルさがあるためタフなペースや馬場でワンチャンス。仕上がり面では太め感なくスッキリと仕上がってはいるものの物足りなさは残る。

・ブローザホーン B評価66点

430キロ前後と小柄な馬体ではあるがバランス良く肉付きも良いため馬体写真では小柄に見せない一頭。腹袋が大きくタフな消耗戦でこその馬で今回の条件替りはプラス。繋ぎが短く立っていて道悪になるようなら急浮上あっても。仕上がり面では馬体のハリも良好で秋3戦目ではあるがそこと比較して1番のデキ。

・プログノーシス A評価83点

胴詰まりで伸縮性のある瞬発力型の馬体。後肢が長くスピードを持続できる。海外帰りの一戦となるが薄らと肋骨を見せ太め感無く毛艶、馬体のハリも良好。好仕上がり。

・ベラジオオペラ S評価90点

父産駒らしくトモの横幅が大きくボリューム感に目を惹かれる。仕上がり面では天皇賞では少しボテっとした馬体で少し余裕のある馬体であったがそこを使われて引き締まってきており毛艶も良くハリも抜群。筋肉のメリハリも綺麗に出ており太め感は一切なくここへ向けて仕上がりは抜群。

・レガレイラ A評価75点

胴長で背中を長く見せ折りの深い曲飛で速い脚を繰り出せる。牝馬らしい柔らかくしなやかな馬体をしており鋭く切れる脚の持ち主。仕上がり面では近2走と比較し良い方にふっくらと見せておりそれでも太め感なくハリ感も上々。

・ローシャムパーク B評価64点

胴長で四肢も長くストライドが大きく跳びの大きな走りにつながっている。胸が深く高い心肺機能を持った一頭で持続力を兼ね備える。海外帰りにはなるが毛艶も良く薄らと肋骨を見せているように体は引き締まりチャンスあっていい仕上がり。

この記事を書いた人

馬体ばかりを見ている5人の子供を持つ父です。
フォトパドックやレース前パドックを見て推奨させていただいたりしています。

yumaをフォローする
コラム
シェアする
yumaをフォローする
ヨメチャ競馬
タイトルとURLをコピーしました