G1ローテ考察 阪神JF

コラム

📝G1ローテ考察 阪神ジュベナイルフィリーズ📝

例年は阪神芝1600でも今年は京都芝1600。

過去の傾向は、コース変更に左右され辛い『前走クラス別傾向』のみとします。(いつもより母数を広げて考えたい)

記載していない前走1勝クラス〜OP組は、今年2列目までに入るのは難しいと判断しました。(あって3列目に1〜2頭)

前走G3組に高評価馬が多数いることからシンプルにこのクラスでより評価したい4頭がS〜A推奨です。

✅前走G3組×好走傾向該当馬(相性度A)

近10年出走馬:8-3-7-61

(勝率10.1%連対率13.9%複勝率22.8%)

以下傾向該当馬:8-2-5-26

(勝率19.5%連対率24.4%複勝率36.6%)

① 前走距離
・1400m〜1800m

→近10年の同組3着以内馬全てに該当

②前走人気
・7番人気以内

→2014年ココロノアイ以外に該当

※本馬は前走G3勝ち馬

③前走着順着差
・2着以内または着差0.2以内

→2020年ユーバーレーベン、2015年ウインファビラス以外に該当

※例外の2頭共に2走前はG3で2着あり

2024年①〜③該当馬

ブラウンラチェット、ミストレス、ショウナンザナドゥ、アルマヴェローチェ、コートアリシアン、ダンツエラン、カワキタマナレア

前走G3クラスは他路線と比較して格上のローテになるものの4着以下からの巻き返しは近10年2例のみ。巻き返したユーバーレーベンとウインファビラスは、2走前にG3で連対しており既に力は示していました。

今年は該当馬が多く、以下4頭が上位評価。

まずアルテミスSからショウナンザナドゥ。(月曜日の朝9時半という異例の早さでXに投稿)

当時はBコース初週で内有利の馬場。

レースラップも後半4F12.5→11.5→11.1→11.0の加速ラップで、内前で立ち回ったブラウンラチェットとミストレスは馬場・展開に恵まれたと判断します。外目から差しに回ったショウナンザナドゥは着順以上に評価。

2頭目はコートアリシアン。

前走新潟2歳Sは道中で騎手の姿勢が崩れかける程引っ張っており、ここでの消耗がありながら直線は一旦先頭。その後トータルクラリティに差し返されたものの3着馬は3馬身離しておりポテンシャルは評価します。

スローで溜めると折り合いの懸念がありそうな現状なら、G1である程度の流れになった方がスムーズに追走できるかもしれません。

3頭目は穴馬からカワキタマナレア。

前走ファンタジーSは連続開催中の京都ながらBコース初日+不良馬場で外の差し馬は末脚のキレが削がれる馬場。2〜3着には逃げ〜番手馬が残っており、4角11番手から勝ち馬と着差0.1まで追い込んだカワキタマナレアには展開不利でしたので着順以上に評価します。

4頭目はブラウンラチェット。

アルテミスSの勝ち馬ですが、ショウナンザナドゥの所で記載した様に前走は馬場と展開に恵まれたという見立てが前提。ただし、レース内容について無理に評価を下げる必要は無いでしょう。直線ラスト200m付近でルメール騎手が鞭を入れてからの加速とゴール前後のショウナンザナドゥとの脚色の差を見ると、ショウナンザナドゥ側の着差0.2は展開不利とはいえアッサリ縮まるかどうかは?

懸念は馬体重が恐らく維持できていないこと。陣営からも気にするコメント出てますが、調教後馬体重の時点で前走比-10キロの430キロ。ここから輸送もあり、かつ1番人気になるであろうという点を加味すると買ってもフォーメーションの2列目までが馬券的判断になります。

✅ローテ考察推奨度

追い切り過程・枠順・想定オッズやその他要素を加味して、最終的な印にします。

S ショウナンザナドゥ

  コートアリシアン

A カワキタマナレア

  ブラウンラチェット

B ダンツエラン

  ミストレス

  アルマヴェローチェ

  ランフォーヴァウ

C モズナナスター

  テリオスララ

  ビップデイジー

  クリノメイ

  ジャルディニエ

  ジューンエオス

  スリールミニョン

  ミーントゥビー

  リリーフィールド

※メイデイレディは評価無し

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