チャンピオンズC馬体診断
・アーテルアストレア B評価55点
腹側のラインが後駆へかけてキレ込む形をしており、後肢は直飛寄りの造りでストライドが伸び大きな跳びをするタイプの馬で外目を伸び伸びと走らせたいタイプなだけに中京で実績はあるが今回のG1での中京では能力面でカバーできるかどうか。仕上がり面では毛艶、ハリ共に一定のデキで力は出せる仕上がりにある。
・ウィルソンテソーロ S評価95点
直飛の造りで飛びの大きな走りに繋がる一方で胴回りはまとまりのあるタイプで回転の速い走りにも繋がりバランスのいい馬体。仕上がり面では秋3戦目で無駄肉が全く無く皮膚を薄く見せ毛艶ハリも抜群にいい。筋肉のメリハリも効いておりデキは絶好。
・ガイアフォース A評価70点
直飛の造りでストライドが伸び、蹄には厚さがあり繋ぎも立ち気味で芝ではどうしても少しスピード負けする感じのある馬。ダートでの持続力勝負の方が合っている印象の馬体。仕上がり面では安田記念以来のレースとなるが薄らと肋骨がみてとれ、太め感なく馬体のハリや毛艶も一定以上のデキにあり仕上がり良好。
・クラウンプライド A評価75点
筋肉量豊富で見栄えする馬体。胴回りについては少し伸びがあるものの極端に長いわけではないのでどんなレースにでも対応出来る。胸の深さがあり高い心肺機能を兼ね備えている。仕上がり面では毛艶はかなり良く若干程度の余裕はあるものの仕上がりは良さそう。
・サンライズジパング S評価90点
骨格が大きく、筋肉量も豊富でパワフルな馬体。繋ぎが短く立ち気味で芝でも走れてはいるがダート向き。四肢が長くストライドが伸びる分、中京の小回りでどうか。前走でもメリハリのある馬体をしていたが今回毛艶も抜群に良く、筋肉のハリは更に良くなってきた印象でかなり良くなってきている。仕上がり抜群。
・セラフィックコール B評価60点
胴回りにゆとりのある馬体でクビが太く、トモの横幅もかなり大きい。前駆の発達も良く馬体からもダート馬感がある馬体。ストライドが伸びる構造で飛びが大きく中京の小回りはどうか。仕上がり面では太め感無くメリハリも効いており悪くはないものの抜群のデキと言う事もなく可もなく不可もなく。
・ハギノアレグリアス A評価85点
背中が短くまとまりのある馬体で後肢は曲飛の造りをしておりピッチの効いた走りが出来るため内で我慢が効く。腹袋がかなり大きく上がりのかかるタフな展開も苦にしない。毛艶、馬体のハリは抜群で7歳馬とは思わせないほど若々しい馬体。状態はかなり良い。
・ペイシャエス B評価60点
四肢、背中が長くストライドが大きな走りに繋がり、持続力に長けたタイプの馬体。胸が深く心肺機能も高く距離延長は良さそう。仕上がり面では気持ち程度の余裕がありもう少しメリハリのついた馬体なら良かったのだが少し物足りなさがある。
・ペプチドナイル A評価80点
やや腰高で前重心のため安定したスタート、その後のダッシュにつながっている。横幅の大きなトモも素晴らしい。胴回りにはゆとりがあり近走マイル戦を使われているが馬体からは延長はむしろプラスに働きそう。後躯の半腱半膜様筋にはクッキリと筋が入っており、毛艶も良く馬体のハリもかなり良い。仕上がりは良好。
・レモンポップ B評価65点
筋肉質な馬体でパワフルな印象のある馬体でトモ発達が良く、前脚が短くやや腰高に見えスピード乗りが良くマイルの方が良さそうに見える。昨年と比較になるが少し馬体に余裕がありハリ感もイマイチ。
〜馬体評価まとめ〜
ウィルソンテソーロ S評価95点
サンライズジパング S評価90点
ハギノアレグリアス A評価85点
ペプチドナイル A評価80点
クラウンプライド A評価75点
ガイアフォース A評価70点
レモンポップ B評価65点
ペイシャエス B評価60点
セラフィックコール B評価60点
アーテルアストレア B評価55点
〜馬体診断まとめ〜
ウィルソンテソーロ、サンライズジパングの人気2頭の仕上がりが良さそうでA評価4頭も面白そうな馬が多く非常に難解なレースとなりそう。