ジャパンC 回顧

コラム

ラップ解説

12.7-11.4-13.0-12.9-12.2-12.3-12.5-12.6-12.5-11.5-10.8-11.1

走破タイム2.25.5

展開解説

超スローペースの極限の3ハロン上がり勝負
4コーナーで外回した馬は距離ロスの不利

隊列解説

シュトルーヴェの出遅れ、ファンタスティックムーンも行き足付かずのスタート。

隊列はシンエンペラーがハナ、ただ3ハロン目のコーナーでグッとスピードを落として13.0-12.9とした。
これを受けてゴリアットが内から押し上げ、5ハロン目では外からドゥレッツァが捲ってハナを取る。
3コーナーでの隊列はドゥレッツァがハナ、スターズオンアース、シンエンペラーが2番手。
ゴリアット、ソールオリエンスがいて、チェルヴィニア、オーギュストロダン。
ジャスティンパレス、ダノンベルーガ、ブローザホーン、カラテ。
後方にシュトルーヴェ、ドウデュース、ファンタスティックムーンの隊列となる。

コーナーはチェルヴィニア、ジャスティンパレス、ドウデュース、ダノンベルーガ、オーギュストロダン、ファンタスティックムーン、カラテが外を回す。

各馬評価

1着ドウデュース
外回して早めに仕掛けて良く凌いだという内容で強かった。
早めに仕掛けてラスト3ハロン32.7で走ってるので単純に脚が速かった。
ジョッキーカメラで時速69kmとか出てて笑ってしまった。

2着シンエンペラー
ハナに立ったの想定外だったが、かなりスピードを落としてスロー瞬発力勝負でロスなく運んで展開有利。
3ハロン対応できているところはしっかりと評価したい。
ドウデュースがいなければ、ドゥレッツァの神騎乗がなければこの馬がジャパンCを勝っていたと言える。
凱旋門、愛チャンピオンは不利があった馬なので、この好走で人気はするが引き続き評価。

2着ドゥレッツァ
ビュイック騎手の神騎乗だったと言える。
能力がないとジャパンCでこの着順は拾えないのは事実なものの。展開有利で次走は割引。

4着チェルヴィニア
コーナーを外回しす不利がありながらも伸びてきた馬。
ポジションは比較的恵まれているが古馬混合レースを3歳牝馬でここまで対応できる点は評価したい。

5着ジャスティンパレス
ゴール後伸びてドウデュースの後ろをしれっと2着馬のように走っており、本命にしたのでイラッとした。
持続力に秀でた馬なので今回のような瞬発力を使う展開では脚を余した。
道中は内で折り合い付かず、デムーロ騎手が外に出そうとしていたが被されて出せず持ち味活かせずの敗退。

6着ゴリアット
道中押し上げ、ロスなく回して展開が向いた。
ドゥレッツァやシンエンペラーにはキレ負け。

7着スターズオンアース
スタート良く好ポジションで上手く運んだ。
ゴリアットにすらキレ負けしていたので昨年の強さに陰りが見えた。

8着オーギュストロダン
後方から外回しての展開不利な中でも伸びてきていた。
コーナーでドウデュースが仕掛けているのを確認して、抜かれる前に早めに仕掛けているがドウデュースに被されて呑まれた。

9着ダノンベルーガ
スタート良くイン先行のシンエンペラーの真後ろという良いポジションを取ったはずなのに、ゴリアットにポジション取られてしまいあれよあれよとポジションを下げる。
しまいに後方からコーナー外回す不利でオーギュストロダンに詰まる始末。度外視内容。

12着ブローザホーン
3ハロンの瞬発力勝負では歯が立たず。
低速の持続力勝負で狙いたい

次走注目馬

A評価:ドウデュース、ジャスティンパレス
B評価:チェルヴィニア
C評価:シンエンペラー

度外視:ダノンベルーガ、ブローザホーン

ヨメウマ
この記事を書いた人

嫁を愛する競馬予想家。
レース映像回顧をメインファクターとし、独自予想「芋づる式回顧術」で予想を提供する。
競馬王、netkeibaウマい馬券で活躍中!

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