📝重賞ローテ考察 京王杯2歳ステークス📝
✅2歳の短距離重賞を考える『勝利時着差』
私が2歳重賞を考察する上で大切にしているのが、①勝ち方と②相手関係。
その中で今回注目したいのは、①の『勝ち方』、その尺度の1つとして『勝利時着差』を取り上げます。
芝1200〜1400戦の短距離戦は、余程の力差が無い限り着差がつきにくいもの。
その中で、『勝利時の着差が-0.2以上』だった馬は1200〜1400の2歳重賞で通用する傾向にあります。
【検証条件】※近10年
芝1200〜1400を4角2〜4番手かつ上がり3F3位以内で、着差-0.2以上の1着あり
該当馬:8-4-5-20複勝率45.9%
【2024年該当馬】
エイシンワンド
バニーラビット
ヤンキーバローズ
✅函館2歳ステークス組好走傾向
近10年着度数:2-1-1-5(複勝率50.0%)
①前走着順着差
・3着以内または着差0.3以内
→近10年の3着以内馬全てに該当
②近走実績
・近5走以内で、以外何れかに該当
1)芝1200〜1400で、4角4番手以内かつ上がり3F3位以内の、着差-0.2以上の1着あり
2)芝重賞で、4角4番手以内の、2着以内または着差0.2以内あり
→近10年の3着以内馬全てに該当
【2024年①②該当馬】
ヤンキーバローズ
✅小倉2歳ステークス組好走傾向
※今年は中京芝1200での開催
近10年着度数:3-1-1-7(複勝率41.7%)
①前走着順着差
・着差0.7以内
→近10年の3着以内馬全てに該当
②近走実績
・近5走以内で、以外何れかに該当
1)芝1200〜1400で、4角4番手以内かつ上がり3F3位以内の、着差-0.2以上の1着あり
2)芝重賞で、4角4番手以内の、2着以内または着差0.2以内あり
→近10年の3着以内馬全てに該当
【2024年①②該当馬】
エイシンワンド
クラスペディア
✅近10年勝ち馬傾向
①前走クラス
・新馬またはOP以上
→近10年勝ち馬全てに該当
②前走人気
・6番人気以内
→近10年勝ち馬全てに該当
③前走着順着差
・新馬組→着馬-0.2以上の1着
・OP以上→着差0.8以内
→近10年勝ち馬全てに該当
④近走実績
・近5走以内で、以外何れかに該当
1)芝1200〜1400で、4角4番手以内かつ上がり3F3位以内の、着差-0.2以上の1着あり
2)芝重賞で、4角4番手以内かつ上がり3F3位以内の、2着以内または着差0.2以内あり
→2017年のタワーオブロンドン以外に該当
※同馬は、芝1400のOPで上がり3F1位かつ着差-0.6の前走実績あり
【2024年①〜④該当馬】
エイシンワンド
バニーラビット
マイネルチケット
ヤンキーバローズ
✅考察推奨馬見解(ヤンキーバローズ)
好走率の高い函館2歳S組かつ、前走内容に巻き返しの可能性がある馬。
函館2歳Sは、開幕週で内・前有利な馬場状態。1.2.3着馬は3角〜4角4番手以内の先行決着、2.3着馬は馬場の最内を通った馬でした。
ヤンキーバローズは大外枠から、3角〜4角は9番手以下、直線外から追い込む競馬で4着。2.3着馬よりも強い内容と判断します。
また、当時の差し追込馬は次走以降に好走多数。
・6着馬(3角12番手4角11番手+上がり3F1位)
→2走目芝1400 OP1着
・8着馬(3角10番手4角11番手+上がり3F4位以下)
→2走目芝14001勝クラス2着
・9着馬(3角12番手4角11番手+上がり3F3位)
→2走目芝1200 OP2着、3走前芝14001勝クラス1着
・10着馬(3角9番手4角9番手+上がり3F4位以下)
→次走芝14001勝クラス2着
前走の敗戦で人気下げるタイミング、ここで好走に期待します。
✅ローテ考察推奨ランキング
1位 ヤンキーバローズ
2位 エイシンワンド
3位 バニーラビット
4位 マイネルチケット
5位 クラスペディア