G1ローテ考察 スプリンターズS

コラム

📝G1ローテ考察 スプリンターズS📝

✅中山開催近9年で複勝率50%の条件

※ 新潟開催の2014年を除く、2015年〜2023年の近9年が対象

一昨年の勝ち馬ジャンダルムや、昨年の3着馬ナムラクレア等、同年の高松宮記念や右回り芝1200重賞で、近走好走しているローテ実績に注目。

【条件①】
同年に、高松宮記念または右回り芝1200重賞で、3角〜4角1番手を除く、2着以内かつ着差0.1以内あり

該当馬着度数:6-6-6-30(複勝率37.5%)


該当馬の母数が多い為、ここから絞り込み。

条件①では、夏の函館・札幌・小倉1200重賞を、1度でも好走すると該当扱いとなる為、古馬かつ条件①の該当成績が、6〜8月の夏季重賞だった馬を除外します。
理由として、①夏の短距離重賞はメンバーレベルが1枚落ちる事、②サマースプリントという別目標がある為、スプリンターズSの好走とは必ずしもリンクしない可能性がある事。
また、逃げて好走した馬を除いているのは、本番は同型が多くなり逃げれない等、自分の型に持ち込めない事でアッサリと負ける可能性がある事や、G1になり、逃げ切った前走よりもメンバーレベルが上がる事で、そのまま逃げ粘る事が容易ではなくなる事を懸念します。

【条件②】
・条件①の該当馬から、古馬かつ検証条件①の該当成績が同年6〜8月の重賞だった馬を除く


該当馬着度数:5-6-5-16(複勝率50.0%)

※昨年は唯一の該当馬ナムラクレアが3着。ただし、条件②で除外した中にママコチャあり。

2024年の条件②該当馬

トウシンマカオ

ナムラクレア

マッドクール

ルガル

+昨年に条件①のみの該当で好走したママコチャまで

✅勝ち馬傾向

※ 新潟開催の2014年を除く、2015年〜2023年の近9年が対象

①前走距離
・1200または1600

→対象9年の勝ち馬全てに該当

②前走人気
・3番人気以内

→2022年のジャンダルム以外に該当


③前走着順着差
・2着以内または着差0.1以内

→2022年のジャンダルム以外に該当


④近走実績
・近3走以内で以下何れかに該当
1)右回り芝1200重賞で2着以内または着差0.1以内あり
2)芝1200 〜1600のG1で着差0.4以内あり

→2016年のレッドファルクス以外に該当

2024年の①〜④全て該当馬

サトノレーヴ

トウシンマカオ

+ママコチャ(②のみニアピンで非該当)

✅セントウルS組好走傾向

※ 中京開催の2020年〜2022年が対象

中京開催のセントウルSローテで押さえておきたいポイントは以下の経験。

近走実績
・近5走以内に、同年の高松宮記念または右回り芝1200の古馬混合重賞で2着以内あり

対象3年該当馬:1-2-0-1(複勝率75%)

非該当馬:0-0-0-12(複勝率0%)

【2024該当馬】

ママコチャ

トウシンマカオ

ピューロマジック

ママコチャとトウシンマカオ共に、前走はG1見据えてという中で結果を出しました。

レース全体は3角5番手以内馬が2.3.4.6着と比較的前が残る展開。

ママコチャは、先行しての2着も、57キロ(牡馬換算59キロ)を背負って道中外を追走した事を考えれば良い内容で、今回56キロへの斤量減と川田騎手戻しも◯。

中段から差して末脚を活かすタイプではないので、内目の枠が欲しいところです。

トウシンマカオは、レース展開に反して中段〜後方から直線外を差し切り。本来は右回りに良績がある馬なので、この内容は今後に向けても好材料。中山芝は同年でオーシャンS勝ちあり。

ただし、前走が休み明けでマイナス体重、また鉄砲駆けが効く本馬の好走だっただけに、G1で更なるパフォーマンスUPが見込めるかが、ポイントになりそうです。

ピューロマジックは前走の負けで人気急落の予感。同型ビクターザウィナーとの兼ね合いがあるが、逃げた場合を想定すると今の中山芝なら残り目は押さえておきます。

✅キーンランドC組好走傾向

※ 新潟開催の2014年を除く、2015年〜2023年の近9年が対象

①前走人気
・4番人気以内

→2015年のウキヨノカゼ以外に該当


②前走着順着差
・2着以内または着差0.3以内

→対象9年の3着以内馬全てに該当


③近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当
1)同年の高松宮記念または、前走を除く右回り芝1200の古馬混合重賞で2着以内または着差0.2以内あり
2)前走が上がり3F3位以内の2着以内

→対象9年の3着以内馬全てに該当

2024年の①〜④全て該当馬

サトノレーヴ

函館スプリントSから放牧挟んで馬体重+16キロでしたが、直線手前まで馬なり→抜け出す脚は1頭違った完勝でした。

夏場を使ってきた事で状態面が気になると思いますが、函館スプリントS後の放牧含めてスプリンターズSを見据えた過程を踏んでいると思いますので、過度に気にする必要はないと考えます。

✅ローテ考察推奨ランキング

1位 トウシンマカオ

2位 ママコチャ

3位 サトノレーヴ

4位 マッドクール

5位 ナムラクレア

きんけし
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重賞はローテーションの癖で攻略する『重賞ローテ考察』を毎週執筆
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