レース概要
中山芝2000m
走破タイム 1:57.0
12.1-10.2-12.2-12.5-12.3-11.4-11.5-11.8-11.4-11.6
前半59.3-後半57.7
Cコース替わり初週で高速馬場。
前半2ハロンは早かったが、12.2と一気にスローに落とした。
仕掛けが早く5ハロンものロンスパ戦となり、57.7とかなり早いペースで走ったので外回した馬は負荷が大きくなった。
とにかく不利が沢山あり、ごちゃついたレースだった。
1コーナーでエリキングがヨレてマスカレードボールが挟まれポジションを下げる不利があった。更にその外にいたフクノブルーレイクは大きくポジションを下げる不利。
1000m通過手前あたりからファスウトラーゼンが捲って行き、アロヒアリイもそれに続いた。
ここからペースが早くなり、緩まなかったのでこの2頭は厳しい展開となった。
3コーナーから4コーナーの不利は多すぎて各馬評価に書くとする。
この区間は外回した馬が不利。
ゴール前では外差しが伸びるラップ形態で先行不利だった。
回顧のポイント
・接触不利多数
・タイムが早く外回し不利
・5ハロンものロンスパ戦
各馬評価
1着ミュージアムマイル
向正面でジョバンニと接触していたが、ポジションは下げることはなかったので大きな不利ではなかった。
4コーナーで外に持ち出し、大きく外を回すことなく回してきた。
そのまま突き抜け、ゴール後も伸びはかなり良くダービーでも期待できる内容であった。
比較的スムーズで大きな不利はなかった。
2着クロワデュノール
先行外めを回してのレース。
前が崩れる展開からも不利が大きく、3コーナーから早めに仕掛けたのも外回す負荷が大きかった。
接触などの不利はなかったものの、かなり厳しレースでの2着で、やはり負けて強い競馬だった。
3着マスカレードボール
スタートからエリキングと何度も接触してポジションを下げる。
向正面でも前にいたジョバンニの煽りを受けていたりと不利は大きかった。
比較的ロスなく立ち回り、差し展開も向いて脚を伸ばしたが、追い出しが遅く3着まで。
4着ジョバンニ
向正面ではゴチャつきニシノエージェントやミュージアムマイルと接触しポジションを下げる不利。
コーナー外回して直線は外に出し伸びてきての4着。
コーナー手前でポジション下げた不利が大きく、もっとやれて良かった。
5着サトノシャイニング
中団からの競馬で終始外を回した。
やや折り合いを欠いていたし、外にいるのに内から外に寄れてくる馬の煽りでやたら外を走らされた。
3コーナーからはポジションを上げクロワデュノールの真後ろに付けるも、終始外回した分の負荷で伸びきれず5着まで。
展開不利が大きかった。
8着アロヒアリイ
ファスウトラーゼンの捲りに付いていき厳しい競馬となった。
ファスウトラーゼンより外回したし、コーナーでジュタ、クロワデュノールに挟まれてこの2頭より下げてしまっているのに、直線はジュタより先着するほどに伸びていた。
小回り直線の短いコースは向いておらず、長距離の方が良い。
次走注目馬
A評価:クロワデュノール
B評価:サトノシャイニング
C評価:ミュージアムマイル、マスカレードボール
度外視:アロヒアリイ