ローテ考察 阪神大賞典

コラム

📝重賞ローテ考察 阪神大賞典📝

✅今回の考察ポイント

・穴は来ても6番人気までの決着を想定

・相性の良い有馬記念組ブローザホーンの評価がポイントになりそう

✅阪神大賞典で穴を出すパターン

阪神大賞典も3歳のクラシックトライアルと同様に出走馬間の実績格差が大きいレース。

前走G1から条件戦クラスの馬まで出走する為基本的には荒れにくく、近10年の勝ち馬は全て3番人気以内でした。

さて、近10年の阪神大賞典で当日4番人気以下かつ3着以内に好走した馬は『12頭』。

2021年ナムラドノヴァン(9番人気3着)や2019年ロードヴァンドール(10番人気3着)など人気薄激走馬の近走実績を整理、4番人気以下好走馬『12頭中11頭』に該当した激走条件を、以下1)〜4)としてピックアップします。

【阪神大賞典当日4番人気以下好走馬の共通点】

近走実績

・近5走以内で以下何れかに該当
1)芝2200以上のG1で、5着以内または着差0.7以内あり

2)芝2500以上のG2で、4角5番手以内または上がり3F3位以内の4着以内あり

3)芝3000以上のOP以上で、上がり3F1位の1着あり

4)芝2400を含む上がり3F1位で3勝以上あり

【上記該当馬の阪神大賞典成績】

近10年着度数:0-6-5-18

複勝率:37.9% 複勝回収率:196.6%

【当日4番人気以下かつ該当の3着以内馬一覧】

・2024年

ワープスピード   6番人気2着🥈280

・2023年

ブレークアップ   5番人気3着🥉290

・2022年

アイアンバローズ  5番人気2着🥈240

・2021年

ナムラドノヴァン  9番人気3着🥉2,590

・2020年

トーセンカンビーナ 5番人気2着🥈430

メイショウテンゲン 4番人気3着🥉320

・2019年

ロードヴァンドール 10番人気3着🥉820

・2018年

サトノクロニクル  4番人気2着🥈150

・2017年

トーセンバジル   5番人気3着🥉190 

・2016年

タンタアレグリア  4番人気2着🥈140 

・2015年

デニムアンドルビー 7番人気2着🥈250

【2025年該当馬】

⭐️以下から当日4番人気以下馬が穴候補⭐️

サンライズアース、ゴールデンスナップ

ブローザホーン、ヴェローチェエラ

ワープスピード

※1番人気濃厚のショウナンラプンタも該当

✅阪神大賞典勝ち馬傾向

※近10年が対象

①所属
・関西馬
→近10年の勝ち馬全てに該当

②年齢
・6歳以下
→近10年の勝ち馬全てに該当
③前走クラス
・G3以上
→近10年の勝ち馬全てに該当
④前走着順着差
・G1:7着以内または着差0.7以内
・G2〜G3:2着以内または着差0.5以内
→2021年ディープボンド以外に該当
⑤近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当

1)右回り芝2400以上のG2以上で、上がり3F2位以内の2着以内または着差0.4以内あり

2)芝2500以上のG1で、5着以内または着差0.7以内あり
→近10年の勝ち馬全てに該当

【2025年の①〜⑤全て該当馬】

ショウナンラプンタ

✅有馬記念組の取捨選択

※近10年が対象

前走有馬記念組:4-5-2-6
以下傾向該当馬:4-5-2-2
→該当馬複勝率:84.6%


近走実績
・近5走以内で以外何れかに該当

1)芝2500または3000のG2で1着あり

2)芝2500以上のG1で3着以内または着差0.7以内あり
→近10年の好走馬11頭全てに該当

【2025年の該当馬】

ブローザホーン

ブローザホーンは相性の良い有馬記念組好走傾向該当馬。印は打ちますが、最終追い切りの内容が少し気になります。

最終追い切り『坂路馬なり』はいつものパターンですが、好走時はディクテオン(OP)やロードアウォード(当時3勝クラス)と併せて併入以上であったのに対し、今回は未勝利馬相手に若干遅れています。この点を踏まえた上で印は決めたいと思います。

✅推奨馬見解

・ショウナンラプンタ

『阪神大賞典勝ち馬傾向』該当馬

昨年の菊花賞4着を今回のメンバーと照らし合わせて相対的に評価。

・2着ヘデントール

→次走ダイアモンドSを4馬身差1着。

※①ワープスピードとは着差-1.0。

・4着ショウナンラプンタ(ヘデントールと着差0.0)

・8着ハヤテフクノスケ(ヘデントールと着差1.8)

→2走後阪神芝3000の阪神リニューアル記念で5馬身差1着。

※②3着サンライズソレイユとは着差-0.9で、そのサンライズソレイユは万葉Sでゴールデンスナップから着差0.3の2着に走った馬。

①②共にあくまで字面の内容であり、状態・展開等含めて実際はこの通りの差が再現される訳ではありませんが、『昨年の菊花賞出走馬からその後の古馬混合長距離戦で好走馬が複数出ている』というのは事実。(5着ビザンチンドリームの海外3000mG2勝ちや、6着ダノンデサイルの有馬記念3着も含め)

今後の長距離路線での活躍も期待し、S評価とします。

✅考察推奨度(S〜B評価)

S ショウナンラプンタ

A ブローザホーン

  ゴールデンスナップ

  ワープスピード

B サンライズアース

  ヴェローチェエラ

きんけし
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重賞はローテーションの癖で攻略する『重賞ローテ考察』を毎週執筆
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