弥生賞 回顧

コラム

レース概要

中山芝2000m

走破タイム 2:01.3

12.6-10.9-12.4-12.8-12.2-11.5-11.7-12.4-12.1-12.7

走破タイムが2:01.3と近年でもかなりスローな展開。

ファウストラーゼンが捲ったタイミングでラップが11.5-11.7と早くなっている。

そこからは先行馬としてはペースは落ち着いているが、馬群が凝縮して直線は一気に差し展開となった。

回顧のポイント

・捲りが入り向正面では11.5-11.7の早いラップで先行馬が厳しい流れ

・馬群が凝縮し追走力が問われにくい展開

・馬場は内有利で外回した馬は不利

各馬評価

1着ファウストラーゼン
向正面で捲り切りハナまで取り切ったことで、3コーナーからはロスなく展開が向いた。
勝ち切ったところは価値があるがタイム的にも展開的にも恵まれた面が多く評価しきれない

2着ヴィンセンシオ
全体的にスタート遅い馬が多くハナを取ってしまった。
捲り馬が来たことで向正面でペースが上がり先行負荷があった。
先行したヴィンセンシオ以外のベストシーン、レディネス、ブラックジェイド、ナグルファル、ロードレガリア、ジュタが大きく崩れているところを見るとかなり評価を上げたい馬。
新馬戦や2戦目のように早い足を求められる展開ではない場合でも好走してきており評価したい。

3着アロヒアリイ
後方からコーナー大外ぶん回して差してきた。
序盤や中盤でやり合わなかったのでラストの脚は残っていたが、外回し負荷が相当にあった。
上がり最速で伸びてきており持続力に秀でたタイプ。
スピードに乗り切るのに時間を要しており、直線が長く、スピードに乗せやすい京都などが向きそう。
個人的には長距離馬と評価しているので、次走皐月賞は割引き、その後のダービーや菊花賞に狙いたい。

4着ミュージアムマイル
スタートは悪くなかったが外枠ということもあり先行できず。
3角手前からアロヒアリイの仕掛けに合わせて仕掛けていき、直線持続勝負で伸び負けた。
外回した分の負荷が大きいが、かなり器用に騎手の指示に反応できており、枠次第、乗り方次第で今後化けそう。引き続き高評価が必要。

5着ガンバルマン
後方からイン差し。
この馬が1番展開が向いた走りをしていた。

6着アスクシュタイン
スタートは良かったが鞍上指示により控える。道中ペースが上がりついて行けず下げ、アロヒアリイやミュージアムマイルが仕掛けたのを見てから仕掛けていき脚を伸ばした。
インつけばもっと着順を上げられたと思うし、先行していてももっとやれていたと考える。
今回は展開向かずの判断にしたい。

10着ジュタ
先行外めを回して捲りがきても動かず直線は伸び負けた。外回して直線入り口ではミュージアムマイルが外から接触もあり不利はあったが、それでも厳しい展開だった。
ホープフル、若駒Sは展開向いていたので、展開不利であればこんなもんだろう。

次走注目馬

A評価:ミュージアムマイル、ヴィンセンシオ

B評価:アロヒアリイ

C評価:ファウストラーゼン、アスクシュタイン

ヨメウマ
この記事を書いた人

嫁を愛する競馬予想家。
レース映像回顧をメインファクターとし、独自予想「芋づる式回顧術」で予想を提供する。
競馬王、netkeibaウマい馬券で活躍中!

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