フェブラリーS馬体診断
〜馬体評価まとめ〜
コスタノヴァ S評価95点
サンライズジパング A評価85点
エンペラーワケア A評価80点
タガノビューティー A評価83点
ウィリアムバローズ A評価75点
ドゥラエレーデ A評価70点
ペプチドナイル B評価68点
ミトノオー B評価65点
ガイアフォース B評価63点
サンデーファンデー B評価60点
ミッキーファイト B評価55点
デルマソトカゲ C評価40点
・ウィリアムバローズ A評価75点
胴回りに伸びがあり、四肢も長くストライドが大きいため持続力に長けた構造。馬体を見てももう少し距離は欲しいところではある。仕上がり面では時期的な事もあり毛艶は良化の余地を残しているがすっきりと仕上がり太め感なく良好。
・エンペラーワケア A評価80点
筋肉量ご豊富でトモの横幅も大きく持続力に長けており、パワフルさがある馬体で距離は1ハロン短い方が良さそうではあるが対応可能。脚抜きのいい馬場でスピードを求められるレース質であればなお良さそう。仕上がり面では太め感なくメリハリの効いた馬体でハリも良く仕上がり良好。
・ガイアフォース B評価63点
繋ぎが立ち気味で蹄には厚さがあり後肢は直飛の造りをしており跳びが大きくなりやすく芝では少しキレ負けしてしまう。仕上がり面ではお腹周りなどに少し余裕があり馬体のハリや毛艶は少し物足りなさがある。
・コスタノヴァ S評価95点
長躯短背で綺麗なバランスの取れた馬体をしており、ダート馬としては筋肉量はあるもののしなやかさのある馬体をしており溜めがきけば鋭い脚を使う事ができる。重苦しさが無く東京コースはベストの条件で5戦5勝。仕上がり面では中2週を心配していたが毛艶良く皮膚を非常に薄く見せ、馬体のハリ感は抜群。中2週、騎手未定と不安点はありますが馬体自体は仕上がりが良いため馬体のみの評価ではこの馬が1番。
・サンデーファンデー B評価60点
前脚が短くかなりの腰高に映る。後肢は直飛の造りをしておりストライドが伸びるため上がりが求められるレースでは厳しそうではあるが、持続力を求められるレース質になれば。仕上がり面ではひと回りスッキリとしており皮膚を薄く見せ上々の仕上がり。
・サンライズジパング A評価85点
骨格が大きく筋肉量も豊富なパワフルな馬体。芝でも走れているが繋ぎが立ち気味でパワフルさがある事からもダート向きの馬で四肢が長くストライドが大きくなるため東京替りは好条件では。仕上がり面では大きく変わったところはないがトモの中身が詰まり、肩周りの筋肉についても前走以上にメリハリが効いており仕上がり良好。
・タガノビューティー A評価83点
後肢が長く前重心ではあるものの前駆や発達した腹袋に対してトモはやや薄く行き脚がつきにくい。胴詰まりで前後の連動に優れ長くいい脚を使える為東京コースはベスト。520キロ前後の大型馬ではあるが素軽さのある馬体。前走S評価も落馬で終了。仕上がり面では落馬の影響は無さそうで引き続き状態は良さそう。
・デルマソトカゲ C評価40点
背中を長く見せ四肢は短く重心が低くパワフルな馬体。距離短縮は悪く無さそうではあるがメリハリが物足りずお腹周りには余裕がのこり。少し重苦しさが残る。
・ドゥラエレーデ A評価70点
首が短く太く、前駆周りの発達が目立ちパワフルな馬体。後駆のボリューム感もありしっかりとしておりスピードのりが良く先行で。毛艶はそこまで良いわけではないが薄らと肋骨を見せ太め感なく筋肉のハリも良好。力は出せるデキにある。
・ペプチドナイル B評価68点
トモの横幅が大きく、筋肉量も豊富でガッチリとした体型。胴に伸びがあり体型的にはもう少し距離はあっても対応出来るが、ガッチリとした体型の分マイルへの対応も可能。昨年S評価とし勝った一頭ではあるが昨年ほどの出来には無く力は出せる上々の仕上がりと言ったところ。
・ミッキーファイト B評価55点
胴回りに余裕があり大きな馬格をした一頭。筋肉量も豊富で見栄えする馬体ではあるが持続力に長けた構造で胸が深く高い心肺機能がうかがえる。本質的には中距離適性の高そうな馬体構造なだけに今回の条件はどうか。仕上がり面では前駆周りのメリハリが目立つがまだトモが薄く見え成長の余地を残す。
・ミトノオー B評価65点
胴回りが詰まり気味でトモの横幅が大きくボリューム感も十分。スタートからスピードに乗れるため先行出来る。ストライドが伸びる構造で広いコース向きの構造。毛艶も上々で皮膚を薄く見せハリ感も良く仕上がり良好な一頭。