ローテ考察 京成杯

コラム

📝重賞ローテ考察 京成杯📝

✅狙いたい前走右回り芝1800〜2000組

京成杯は、前走を『東京芝1800〜2000で新馬勝ち』した様な素質馬を除けば『前走右回り芝1800〜2000』が優位なレース。

『前走右回り芝1800〜2000』→Aパターン

『前走東京芝1800〜2000』→Bパターンとし

それぞれのローテからの好走傾向と該当馬を探ります。

【前走コース別の近10年京成杯成績】

A:前走が右回り芝1800〜2000

→7-6-10-60 複勝率27.7%

B:前走が東京芝1800〜2000

→3-3-0-22 複勝率21.4%

C:前走が上記AB以外

→0-1-0-25 複勝率3.8%

上記から、まずパターンA該当馬を以下の通り分解します。

パターンA該当馬:7-6-10-60
(勝率8.4%連対率15.7%複勝率27.7%)
以下傾向該当馬:7-5-10-19
(勝率17.1%連対率29.3%複勝率53.7%)

①前走着順着差
・G2以下 着差0.4以内
・G1   不問
→近10年の好走馬23頭全てに該当


②近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当
1)東京芝1800〜2000または右回り芝1800〜2000で上がり3F3位以内の1着あり
2)芝1800〜2000重賞で着差0.1以内あり
→2015年クルーガー以外に該当

③通算実績

キャリア通算でG1を除いて芝で着差0.5以上の5着以下無し

→近10年の好走馬23頭全てに該当

【2025年の①〜③全て該当馬】

パーティハーン

タイセイリコルド

センツブラッド

ニシノエージェント

続いて、パターンB該当馬を以下の通り分解します。

パターンB該当馬:3-3-0-22
(勝率10.7%連対率21.4%複勝率21.4%)
以下傾向該当馬:3-3-0-8
(勝率21.4%連対率42.9%複勝率42.9%)


①近走実績
・近5走以内に東京芝1800〜2000または右回り芝1800〜2000で3角または4角5番手以内かつ上がり3F3位以内の1着あり
→近10年の好走馬6頭全てに該当

②通算実績

キャリア通算でG1を除いて芝で着差0.5以上の5着以下無し

→近10年の好走馬6頭全てに該当

【2025年の①+②該当馬】

キングノジョー

✅京成杯勝ち馬傾向

※近10年が対象


①前走クラス
・新馬または1勝クラス以上
→近10年の勝ち馬全てに該当

※前走新馬勝ちでも近10年で4勝


②前走着順着差
・G2以下 着差0.3以内
・G1   不問
→近10年の勝ち馬全てに該当

※3着以内馬30頭でも前走G1以外はオメガリッチマンを除いて着差0.4以内の範囲の負け


③近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当
1)東京芝1800〜2000または右回り芝1800〜2000で上がり3F2位以内の1着あり
2)芝1800〜2000重賞で着差0.1以内あり
→近10年の勝ち馬全てに該当

【2025年の①〜③全て該当馬】

キングノジョー

ガルダイア

✅前走葉牡丹賞×好走傾向該当馬(相性度A)

近10年出走馬:2-1-2-5
(勝率20.0%連対率30.0%複勝率50.0%)
以下傾向該当馬:2-1-2-2
(勝率28.6%連対率42.9%複勝率71.4%)


①前走着差
・着差0.4以内
→近10年の好走馬5頭全てに該当


②勝利時内容

・近走勝利時が以下何れかに該当
1)東京芝1800〜2000で上がり3F3位以内の1着

2)右回り芝1800〜2000で上がり3F1位かつ着差-0.2以上の1着

→近10年の好走馬5頭全てに該当

2025年①+②該当馬

なし

ゲルチュタールは今回上位人気の想定。

好走傾向に該当していないのは勝利時コースが中京芝だからなのですが、これは妥協したとして近2走の内容で診断。

新馬戦は2着以下馬に次走以降中央で勝ち上がった馬おらず、タイム・メンバーレベル共に少し疑問。

また前走は差し馬に展開向いての2着。

よって想定3番人気は妙味が薄く感じますので本命候補には出来ず。

葉牡丹賞ローテ自体は相性良く相手まで。

✅注目馬短評(キングノジョー・タイセイリコルド)

キングノジョー→S

『東京芝1800〜2000組好走傾向』該当馬

『京成杯勝ち馬傾向』該当馬

前走の新馬戦は道中行きたがるのをどうにか抑えつつの中である程度消耗があったと思いますが、直線抜け出してからはノーステッキで突き離す完勝。

最終追い切りの内容は色々と意見ありそうですが、ポテンシャルは十分感じますしローテ内容も京成杯にぴったりです。

タイセイリコルド→S

『右回り芝1800〜2000組好走傾向』該当馬

3走前の新馬戦(3着)は4着以下を3馬身離す内容で、勝ち馬サトノシャイニングは次走東スポ杯2歳Sでクロワデュノールの2着。

2走前の未勝利(2着)は3着以下を5馬身離す内容で、素質馬エデルクローネとのマッチレース。

上記2戦はいずれも勝ち馬が強く、自身より後ろにはしっかり着差をつけている為前走の未勝利勝ちは順当でした。その前走も3着馬4着馬は次走で勝ち上がっており、今回のメンバーで未勝利勝ち組の中では相手関係に一目おける馬。

想定5〜6番人気は馬券的妙味も感じる為S評価とします。

✅ローテ考察推奨度(S〜C)

S キングノジョー

  タイセイリコルド

A パーティハーン

  ゲルチュタール

B ガルダイア

  ニシノエージェント

  センツブラッド

C インターポーザー

  コスモストーム

  シマサンブラック

  ドラゴンブースト

  パッションリッチ

  マテンロウムーブ

  ミニトランザット

きんけし
この記事を書いた人

重賞はローテーションの癖で攻略する『重賞ローテ考察』を毎週執筆
平場は厳選勝負予想を公開中

きんけしをフォローする
コラム
シェアする
きんけしをフォローする
ヨメチャ競馬
タイトルとURLをコピーしました