G1ローテ考察 天皇賞秋

コラム

📝G1ローテ考察 天皇賞・秋📝

✅考察の入り口

芝中距離のNo.1決定戦→格が重要

近10年の3着以内馬、30頭全てが『前走G2以上』

近10年の古馬3着以内馬、26頭中25頭が『中20週以内』

※安田記念が最長間隔

近10年の古馬3着以内馬、26頭中22頭が『前走5着以内または着差0.5以内』

※例外馬4頭中3頭は、同年の芝G1勝ち馬

近10年の古馬3着以内馬、26頭中24頭が『近5走以内に芝G1で3着以内あり』

【2024年①〜④該当馬】

ソールオリエンス

ノースブリッジ

ベラジオオペラ

✅宝塚記念組好走傾向

近10年着度数:2-3-2-11(複勝率38.9%)


①前走人気
・7番人気以内

→近10年の3着以内馬全てに該当

②近走実績
・近5走以内かつ同年の芝G1で、2着以内あり

→2017年レインボーライン以外に該当

2024年①②該当馬

ソールオリエンス

ベラジオオペラ

宝塚記念組のローテは、当時掲示板外に負けていても巻き返しあり。

・2017年キタサンブラック

宝塚記念9着→天皇賞秋1着

・2014年ジェンティルドンナ

宝塚記念9着→天皇賞秋2着

ただし、上記2頭には『同年での芝G1勝ち』がありました。

今年の宝塚記念はかなりの特殊馬場でしたのでドウデュースとジャスティンパレスの負けについてはノーカウントも可能ですが、そもそも宝塚記念は時期的に重馬場になりやすいレースで、今年に限った話ではありません。

キタサンブラックやジェンティルドンナの様に、凡走→好走馬は同年にG1勝ちの実績を持っており、能力的なピークという意味でもこの点を跳ね返せるか注目ですね。

✅毎日王冠組好走傾向

近10年着度数:1-1-4-34(複勝率15.0%)


①年齢
・5歳以下

→近10年の3着以内馬全てに該当


②前走人気
・7番人気以内

→近10年の3着以内馬全てに該当


③前走着順着差
・5着以内または着差0.6以内

→近10年の3着以内馬全てに該当


④近走実績
・近5走以内に、芝G1で3着以内または着差0.3以内あり

→近10年の3着以内馬全てに該当

2024年①〜④該当馬

なし

毎日王冠の位置付けは近年変わりつつあります。

休養明け直行組の天皇賞秋好走や、毎日王冠がマイルCSへの主要ローテとなってきており、『近走でG1好走実績を持ち、かつ天皇賞秋を目指す馬』の出走が極端に減っている様に感じます。

近10年において、毎日王冠組からの好走馬全馬が、『近走でG13着以内または着差0.3以内に好走』しており、今年の出走予定馬はこの実績が無く、どう跳ね返すか注目ですね。

✅札幌記念組好走傾向

近10年着度数:1-2-1-17(複勝率19.0%)


①年齢
・5歳以下

→近10年の3着以内馬全てに該当


②前走人気
・2番人気以内

→近10年の3着以内馬全てに該当


③前走着順着差
・2着以内または着差0.3以内

→近10年の3着以内馬全てに該当


④近走実績
・近5走以内に、芝G1で3着以内または着差0.3以内あり

→近10年の3着以内馬全てに該当

2024年①〜④該当馬

なし

ここ2年連続で天皇賞秋好走馬を出している札幌記念組。昨年のプログノーシスや一昨年のパンサラッサも近走G1好走実績持ちで、今年のノースブリッジもこれに該当します。

前走の内容については、内前有利の馬場と展開を上手く活かした印象で、過大には評価せず。

ただし、今週の東京はBコース替わり+雨予報。

G1で良馬場の上がり勝負は部が悪いタイプなので、内が良い馬場+雨で差し馬のキレが削がれる様なら、前走同様に馬場が味方する可能性あり。

今回は前走よりも更に人気薄になりそうですが、岩田康騎手が継続騎乗しますし、6歳が〜とか、前走人気が〜とかで軽視する必要はありません。

人気が無い馬は、買える理由があれば買いましょう。

✅近10年勝ち馬傾向

当考察の勝ち馬傾向、昨年は該当馬4頭中3頭で1.2.3着、一昨年は該当馬2頭で1.2着でした。

近年では有力な好走のボーダーラインですが、今年は上位人気馬の好走=データブレイクになりますので参考までに。


①年齢
・5歳以下

→近10年の勝ち馬全てに該当

②レース間隔

・古馬は中20週以内

→近10年の3着以内馬全てに該当

※3歳馬は今年出走無し


③前走クラス
・芝G2以上

→近10年の勝ち馬全てに該当


④前走人気
・芝G2以上で6番人気以内

→近10年の勝ち馬全てに該当


⑤前走着順着差
・芝G2以上で2着以内または着差0.6以内

→2017年キタサンブラック以外に該当


⑥近走実績
・近5走以内に、芝G1で2着以内または着差0.0以内あり

→2014年スピルバーグ以外に該当

※同馬は近5走以内でG1未出走

2024年①〜⑥該当馬

ベラジオオペラ

字面上満点はベラジオオペラ。

今年の宝塚記念組は、その後ブローザホーン、プラダリア、ローシャムパーク等秋初戦の凡走が続いており、タフな馬場で走ったダメージが気になるところ…

雨が降って他馬のキレが削がれる馬場なら面白い一頭です。

✅ローテ考察推奨ランキング

1位 ベラジオオペラ

2位 リバティアイランド

3位 ソールオリエンス

4位 ノースブリッジ

5位 ダノンベルーガ

きんけし
この記事を書いた人

重賞はローテーションの癖で攻略する『重賞ローテ考察』を毎週執筆
平場は厳選勝負予想を公開中

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