📝G1ローテ考察 菊花賞📝
✅神戸新聞杯組好走傾向
※菊花賞阪神開催の2021.2022年を除く近8年が対象
対象8年着度数:6-3-4-47(複勝率21.7%)
①所属
・関西馬
→対象8年の3着以内馬全てに該当
②前走人気
・9番人気以内
→対象8年の3着以内馬全てに該当
③前走着順着差
・5着以内かつ着差0.7以内
→対象8年の3着以内馬全てに該当
④近走実績
・近5走以内で、以下何れかに該当
1)中山または阪神芝2000のOP以上で、3着以内または着差0.2以内あり
2)G1で、着差0.2以内あり
3)2走前に2勝クラス以上で、2着以内かつ着差0.0以内あり
→対象8年の3着以内馬全てに該当
【2024年①〜④全て該当馬】
なし
今年の神戸新聞杯は、雨の影響がある馬場状態に加え、ペースも落ち着いた先行馬有利の決着。メイショウタバルは馬場と展開どちらも完璧に活かした勝利でした。菊花賞での再現にはまず馬場状態がポイントで、他馬のキレが削がれる様な重馬場なら再度要注意。
後方から差しに回った3着馬ショウナンラプンタ、大外からの追い込みになった6着馬ビザンチンドリームの2頭は展開が向いていないと判断し、押さえて妙味はありそうです。
✅セントライト記念組好走傾向
※菊花賞阪神開催の2021.2022年を除く近8年が対象
対象8年着度数:1-3-2-38(複勝率13.6%)
神戸新聞杯が阪神2400では無くなり本番へのリンクが弱まってきている中で、相対的にセントライト記念組から好走馬が出やすくなっています。
①前走人気
・8番人気以内
→対象8年の3着以内馬全てに該当
②前走着順着差
・3着以内かつ着差0.3以内
→2017年のクリンチャー以内に該当
③近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当
1)中山2000または阪神2200のOP以上で、上がり3F2位以内の1着あり
2)G1で3着以内または着差0.3以内あり
→対象8年の3着以内馬全てに該当
【2024年①〜③全て該当馬】
コスモキュランダ
アーバンシックが該当してませんが、③がニアピンなので妥協して該当でも良いかと。
さて、セントライト記念時の中山芝は、内前有利な馬場状態。3着エコロヴァルツと4着ヤマニンアドホックは、初角〜4角まで2番手以内の2頭でした。
2着コスモキュランダは中段追走から3角〜4角にかけて外を捲って勝ちにいく競馬、差されたものの悪い内容には感じません。
1着アーバンシックは1番枠から終始馬場の内を追走。無理せずにポジション上げつつ、コスモキュランダが捲りの脚を使ったところで、計ったように差し切る好騎乗でした。
負荷という意味では、コスモキュランダを評価します。全馬未知の長距離で馬群が縦長になった場合、捲る競馬でもそこまで外を回す事にならなそうで、京都の平坦な直線が最後の粘りに繋がれば。
✅2勝クラス組好走傾向
※菊花賞阪神開催の2021.2022年を除く近8年が対象
対象8年着度数:0-1-3-29(複勝率12.1%)
①前走距離
・2200以上
→対象8年の3着以内馬全てに該当
②前走人気
・2番人気以内
→対象8年の3着以内馬全てに該当
③前走着順着差
・1着かつ着差-0.1以上
→対象8年の3着以内馬全てに該当
④前走位置取り
・4角5番手以内
→対象8年の3着以内馬全てに該当
【2024年①〜④全て該当馬】
アドマイヤテラ
また、前走2勝クラスではなく3勝クラス組でで上記に該当するのがヘデントール
3連系を買う場合は紐に押さえたい2勝クラス組。アドマイヤテラと、3勝クラス組のヘデントールは8枠になった事で人気が下がりそうですね。
✅推奨馬短評(コスモキュランダ)
ローテ視点において、近年の菊花賞と強くリンクするのが実は弥生賞の勝ち馬。
菊花賞が阪神・京都開催に関わらず、4年連続で好走中です。
【弥生賞勝ち馬の菊花賞成績】
2023年
タスティエーラ→菊花賞2着
2022年(阪神開催)
アスクビクターモア→菊花賞1着
2021年(阪神開催)
タイトルホルダー→菊花賞1着
2020年
サトノフラッグ→菊花賞3着
2019年
メイショウテンゲン→菊花賞12着
※本馬は皐月賞・ダービーも2桁着順
また、菊花賞は、春のクラシック組出走馬の結果が覆りにくいレース。
【皐月賞・日本ダービーに2戦とも出走した馬】
※本考察の対象8年間
A:2戦とも4着以下
→0-2-2-21(複勝率16.0%)
B:2戦どちらかで3着以内あり
→3-2-2-11(複勝率38.9%)
今年はAグループがミスタージーティー、ビザンチンドリーム、アーバンシック、エコロヴァルツ。
Aグループではアーバンシックが本番でも馬券内に走ってきそうですが、コスモキュランダのBグループがローテ的には狙い目。
※ダノンデサイルも当日取消ですがクラシックには間に合っていたので一応該当
最後に前走回顧として、セントライト記念時の中山芝は、内前有利な馬場状態。3着エコロヴァルツと4着ヤマニンアドホックは、初角〜4角まで2番手以内の2頭でした。
2着コスモキュランダは中段追走から3角〜4角にかけて外を捲って勝ちにいく競馬、差されたものの悪い内容には感じません。
1着アーバンシックは1番枠から終始馬場の内を追走。無理せずにポジション上げつつ、コスモキュランダが捲りの脚を使ったところで、計ったように差し切る好騎乗でした。
前走の負荷という意味では、コスモキュランダを評価します。
✅ローテ考察推奨ランキング
1位 コスモキュランダ
2位 ダノンデサイル
3位 アーバンシック
4位 ショウナンラプンタ
5位 アドマイヤテラ