ラップ解説
12.3-11.8-12.2-12.5-12.2-12.1-12.6-12.2-12.4
走破タイム1.50.3
展開解説
・1000m通過が61.0秒と比較的ペースは早く、走破タイムも重馬場としては早い。
・直線は内も使える馬場だったのでペースも相まってインロスなく走ったアルマヴェローチェはかなりうまく乗った。
・終始ペースが一定のロンスパ戦だったため外回した馬は不利な展開といえる
・やや差し有利展開。
隊列解説
スタートは若さもあってばらっとしたが、大きな出遅れはなかった。
ハナはアスクシュタイン、番手にトップオンザヒル、マテンロウサン、バセリーナ、モンドデラモーレ。
中団にショウナンマクベス、内にアロマヴェローチェ、外にマジックサンズ
その後ろの内にニシノタンギー、外にレーヴドロペラ。
後方にファイアンクランツ、離れた最後方にローレルオーブの隊列
1000m通過地点から各馬が仕掛け始め、モンドデラモーレ、マテンロウサン、マジックサンズ、ファイアクランツは外外を回す負荷があった。
各馬評価
1着マジックサンズ
外外回して差し切り勝ち。このメンバーでは抜けて強い印象を受けた。
2着アロマヴェローチェ
ポジションはマジックサンズと似た位置。
1000m地点から仕掛け始め、コーナーでは外に出そうかという動きだったが、外に馬が多くコーナーで内が開いたことからコーナー途中で内に切り替える。
札幌最終週の割に内馬場は綺麗でこの日の前のレースでも伸びていたことから内は使える馬場。時計も早かったことからこの選択は上手かった。
3着ファイアクランツ
外外回して伸びてきた。道中後方にいた事から道中負荷が少なかったのでマジックサンズが強かったという評価
4着モンドデラモーレ
先行外を回しており、先行負荷と外回した分の負荷を受けた不利馬。着順以上に評価したい内容。
5着レーヴドロペラ
ファイアクランツが仕掛けた時について行こうとしたが、馬が反応せずついて行けなかったが直線は伸びてきた。
展開も相まって脚を伸ばせているという見方をしており、今後距離を伸ばした方が良さそう。
6着マテンロウサン
先行外めで負荷があり、コーナーも外回しているので負荷のあった不利馬。
ギアの入る感じがなくゆったり走っている大型馬というイメージでキレ勝負より持続力を活かすタイプ。
新馬戦では比較的ペースが流れて差しのレースが出来ていたが、今回も似た展開ながらこの負け方。
重馬場も不得意とは思えず、それだけ不利が大きかったか。
印は入れてなかったがもう少しやれて良い印象を受けた。
7着アスクシュタイン
先行して負荷のある競馬。ロスなくなのでマテンロウサン比較で今回の2番人気は過剰だったと思う。
次走注目馬
A評価:モンドデラモーレ
B評価:マジックサンズ、ファイアクランツ
C評価:マテンロウサン
感想
珍しく自信⭐️⭐️をつけたレースでした。
印は
◎2マジックサンズ
◯12モンドデラモーレ
▲8ファイアンクランツ
間違ってなかったと思ってますがアロマヴェローチェが上手く乗りましたね、、的中はしてますが馬単、3連単まで取りたいと思ってたレースだったので残念です。すいません。
見解で書いたとおり、この2頭は高く評価してますので引き続き次走も注目していきたいと思います。
マジックサンズ
2歳函館1800戦でラスト11.6以下の馬で逃げ馬ではなかった馬を挙げると、近5年間でマジックサンズ、レガレイラ、ソダシ、ダーリントンホールのみ。
モンドデラモーレ
東京1800の2歳新馬戦で後半59秒を切る走りをした馬は
昨年はシンエンペラー、ヴェロキラプトル
2年前はタスティエーラ、ソールオリエルス、レッドロスタム、タイセイクラージュ
3年前はサリエラ、ライラック、モカフラワー、ジオグリフ
今年はモンドデラモーレとクロワデュノールが該当。
モンドデラモーレは稍重でのタイムなので、良馬場ならもっとやれた可能性もある。