ラップ解説
6.9 – 11.5 – 12.5 – 12.4 – 11.9 – 11.9 – 11.9 – 12.3 – 12.7
前半30.9
900mタイム55.2
走破タイム1.44.0
前日の晩に雨が降って稍重だったが、タイムやラップをみると良馬場と捉えて良さそう。
良馬場で行われた過去走をみると
2022年が30.3、55.4、1.44.2
2021年が30.3、54.3、1.44.5
2020年が30.3、55.0、1.43.4
2016年が30.3、55.2、1.43.5
2011年が30.0、55.0、1.44.2
前半はスローだが、900mは平均ペース。
走破タイムは平均タイム。
前半スローからも比較的前有利だったと言える。
展開解説
ミトノオーが前半スローで逃げたが、ペースは比較的遅くミトノオーらしくない逃げ方だった。基本前有利の強いレース。
コーナー角度が緩く不利の受けにくいコースで直線にかけて内を回した馬は砂被り不利があった。
隊列解説
ミトノオーがハナをとり、外にドゥラエレーデ、テーオードレフォン。内にペイシャエス、ナチュラルハイがいて、その外にプロミストウォリアが先団。
中団はフルム、サヴァ、ベルダーイメル、タガノクリステル、ユティタム
後方にヴィクティファルス、ホウオウアマゾン、シルトプレ。
今回の回顧は前後ポジションの把握が、有利不利に直結する。
各馬評価
1着ペイシャエス
先行してミトノオーの真後ろからロスなく回ってくる競馬。
直線は綺麗に進路が開いており展開の恩恵が強いレース。
2着ドゥラエレーデ
最後ペイシャエスに差されたが、ミトノオーにプレッシャーをかけ、2頭分外回し抜け出したところまでは横綱競馬をしており、これで勝っていたら完勝と言える内容でドゥラエレーデの方が強い競馬だった。
3着テーオードレフォン
終始3頭分外を回して粘り込む好内容。
前有利の展開の恩恵はあったが、ドゥラエレーデ比較でこの強さなら着順通りに評価できる。
近走オープンレースでも馬券圏内に入らないレースをしていたが、次走レースレベル下げるなら評価は上げても良さそう。叩いた方がいいタイプ。
4着シルトプレ
道中最後方からの競馬で、コーナー大外ぶん回して差してきての4着。
前有利のレースだったので、ここまでやれるのは高く評価。
ハマるかハマらないかなのでピンパータイプではあるが次走人気ないなら買いたい
5着ミトノオー
なぜスロー逃げしたんだと言いたい。
ハイペース逃げで良さが出るタイプで、その打点の高さを評価していたので今回は度外視。
6着ヴィクティファルス
後方3番手からの競馬で大外回して差しの展開不利での6着。
アンタレスSは大きく負けたがA評価、平安Sは度外視としていた馬で、今回も負けたがかなり強い印象を受けた。引き続き高評価したい。
7着プロミストウォリア
中団からコーナー先団後外めで仕掛けながら。
コーナーから直線入り口でふわっとして一気に減速。前と離された。
1年ぶりのレースで得意の逃げ展開に持ち込めなかった事やバテたか気持ちが切れたか敗因は不明。
調教もタイムを今までの様には出してきておらず、叩いて次は確実にパフォーマンスを上げてくると思う。
8着ナチュラルハイ
内枠スタートでロスなくインを先行。道中は砂被るもペース的には楽なはず。直線は砂被って失速で伸びず。人気していたが能力が足りてなかったと考えてる。
9着ベルダーイメル
1コーナーで折り合いを欠いていたが、その後は割と落ち着いていた。
最後まで前が止まらなかったので、良さは出せず、直線カットされ切り替えロスもありこの着順。
ハイペースでのバテ差しタイプなので、もっと早い展開になってくれれば狙える馬。
次走注目馬
A評価:シルトプレ、ヴィクティファルス
B評価:プロミストウォリア
C評価:ペイシャエス、ドゥラエレーデ
度外視:ミトノオー、ベルダーイメル