アイビスSD 回顧

コラム

ラップ解説

11.6-10.2-10.7-11.1-11.7
走破タイム:0.55.3

前日の1勝クラス(勝ち馬ニシノコニャック)
11.8-10.1-10.4-11.1-12.1
走破タイム:0.55.5

前半3ハロンは土曜日の1勝クラスの方が早く、アイビスSDは時計のかかる展開となった。

展開解説

例年であればラチ沿いにごった返して詰まりまくるのだが、今年はラチ沿いより他のバイアスが大きかった。

影響したのは雨と風。

土曜日18時は雨は降らず、風は南南西に2.8m/s。
対して日曜日15時は西南西に5.0m/sとあり、これはゴールからスタートに向かってのやや強い風。
天気はアイビスSDの直前に強い雨が降ってました。

これにより、風の影響を受ける前を走った馬が負荷があった事と前半スピードが上がらなかった。
前に馬を置いて風をうまく避けた馬が楽なスピードで足を溜められた。

雨の影響で直線1000mで求められるスピード競馬ではなく、時計のかかる1200mに近い能力が求められた。

各馬評価

1着モズメイメイ
前半少し落ち着いたのが向いたし、風の影響も前に馬を置いてうまく凌いでいた。
前走同様湿った馬場の恩恵も受け、全てが揃っての勝ちきり。

2着ウイングレイテスト
前半3ハロンは前に馬を置いて溜めていたが、早めに進路取って追い出し、風負荷あり。
伸びはギリギリと言ったところで、鞭を入れまくって2着に粘り込んだ形。

なお、制裁と騎乗停止処分となっていた。
・ウイングレイテスト号の騎手松岡正海は,競走中盤での御法(鞭の使用)について過怠金100,000円。
・ウイングレイテスト号の騎手松岡正海は,競走後半での御法(鞭の使用)について令和6年8月10日の騎乗を停止。

3着テイエムスパーダ
モズメイメイと並ぶ形で先行して最後まで粘っての3着。風負荷はあった。
ラチ側にいたモズメイメイが早めの脱落によりラチを見ながらレース出来たのが好走の要因。
大外枠有利は健在だった。

4着ディヴィナシオン
有利な大外枠ではあるがラチ沿いを走らせず、中団から上手く抜け出しての競馬。
次走がもし1200m戦でも評価して良い

5着メディーヴァル
外ラチ沿いを先行。前にモズメイメイとテイエムスパーダがおり最も恵まれた好走

8着ロードベイリーフ
スタート後3番枠から外ラチまで一気に目指して走ったので後方から。
最後は進路探しながらで開いたところを突っ込もうとして詰まった形でゴール。
距離ロス、ポジション、詰まる不利で着順以上には評価でき次走巻き返し期待。

9着チェイスザドリーム
スタートから風負荷のある先行。
韋駄天Sでも生粋の直線1000mを得意とするスピードタイプなだけに、今回は風、馬場、時計ともに合わなかった。

10着ジャスパークローネ
スタートから外ラチ意識は低く、真っ直ぐ前に走る意識を持った走り。
馬場の真ん中辺りを走っており、周りに馬もおらず競る相手がいなかった。ラチにも頼らずなので出しきれなかった。
前走出遅れたがスタートは改善されていたので次走も逃げるレースは期待できそう

11着マウンテンムスメ
内枠スタートもテンが早く外ラチを付ける。
スタートから風負荷のある先行。
韋駄天Sでも生粋の直線1000mを得意とするスピードタイプなだけに、今回は風、馬場、時計ともに合わなかった。今回は度外視できる。

次走注目馬

A評価:なし
B評価:ウイングレイテスト
C評価:ディヴィナシオン、ロードベイリーフ、モズメイメイ

度外視:チェイスザドリーム、マウンテンムスメ

ヨメウマ
この記事を書いた人

嫁を愛する競馬予想家。
レース映像回顧をメインファクターとし、独自予想「芋づる式回顧術」で予想を提供する。
競馬王、netkeibaウマい馬券で活躍中!

ヨメウマをフォローする
コラム
シェアする
ヨメウマをフォローする
ヨメチャ競馬
タイトルとURLをコピーしました