中京記念馬体診断
・アナゴサン A評価75点
長躯短背でバランスの良いまとまりのある馬体。馬体からベストはマイル前後までの距離がベストで1800mならギリギリなんとかなるか。仕上がり面では毛艶、馬体のハリ共に良く銭形模様も浮き上がり代謝の良さがうかがえる。繋ぎは立ち気味で重馬場は歓迎。
・アルナシーム B評価65点
背中が短く腹側のラインは後肢にかけて切れ込む形で瞬発力に長けた馬体。胸前のボリューム感良く比較的小さな馬ではあるが筋肉量豊富でそんな事を感じさせない。後肢に血管が網目状に浮き上がり仕上がりは良さそう。
・エピファニー A評価85点
前走500キロ弱の大型馬ではあるものの重さを感じさせずしなやかさのある馬体。背中・胴回りに伸びを感じさせ長く脚を使う持続力の高い馬体。仕上がり面では毛艶・ハリとかなり良く仕上がりはかなり良いか。
・エルトンバローズ B評価70点
筋肉量豊富で胴は詰まり気味。後肢は直飛の造りでストライドは伸びため広いコースでも戦えるが胴が詰まっている事でストライドはそこまで大きくなりすぎに小回りにも対応可能。仕上がり面では毛艶も良く皮膚を薄く見せ後肢にも血管が浮き上がるほど。トモのボリューム感がやや寂しく見える点だけ減点。
・セオ S評価90点
背中がやや短めで前後にまとまりがあり筋肉量豊富でマイラーに近い馬体。トモのボリューム感が良くやや前傾姿勢な事からもダッシュご早く先行力につながっている。仕上がり面では抜群に良く皮膚を薄く見せ毛艶もかなり良くかなりの仕上がり。
・ロングラン C評価55点
胴長でしなやかな馬体をしており牝馬に近い雰囲気がある。トモが薄く行き脚がつきにくいものの持続的に脚を使えそうな構造で、この馬の強み。仕上がり面ではハリ・毛艶と悪くは無いが物足りない印象は拭えない。
〜馬体評価まとめ〜
セオ S評価90点
エピファニー A評価85点
アナゴサン A評価75点
エルトンバローズ B評価70点
アルナシーム B評価65点
ロングラン C評価55点
〜馬体を見た感想〜
馬体からはS評価セオの仕上がりが抜群ではあるものの、その他出走予定馬を見てみると逃げ・先行馬が揃っておりセオにとって厳しいペースになる可能性もあり、馬体だけでの判断は難しい。エピファニーも大きな差は無く仕上がり良さそうなので本命馬はこのどちらかから入る予定です。