函館記念馬体診断
・サヴォーナ B評価60点
530キロを超える大型馬で筋肉量も豊富で近4走中3走が3000m超えのレースを使われてきているが今回の距離短縮は馬体からも歓迎。
腹袋が大きくタフなレース質、馬場は得意で最終週の馬場はマッチしそう。条件は色々と好転してきそう。仕上がり面ではやはり前走G1と比較するとなると悪く見えて当然ではあるし少しふっくらとした印象もある。最終追い切りでどこまであげてこられるか。
・チャックネイト C評価50点
馬体をひと目みてもハーツクライ産駒?と思わせる胴長体型。その分ストライドは伸び小回り自体が向いているとは思わない。
仕上がり面を見ても筋肉のメリハリがなく毛艶もボヤけて見え仕上がりは悪い。
・ハヤヤッコ B評価65点
クビが太く逞しく、前駆(胸前〜肩周り)の発達が良くダートで結果出しているのも頷ける。
前走大阪杯と比較しても今回の方がスッキリとしてメリハリもあり仕上がりは良さそう。
上がりのかかる馬場になってくるならチャンスあっても。
・リカンカブール S評価90点
ガッシリとした筋肉量豊富な馬体でマイラー寄りの馬体のため距離としてはこの辺りまでだろう。腹袋が大きく持続力に長けた馬体で最終週の馬場は良い。蹄に厚さがあり道悪は歓迎。胴回りには銭形模様が浮き上がり代謝の良さが見てわかるし、馬体のハリ、毛艶文句なし。
一雨降るようならさらに期待して狙いたい一頭。
〜馬体評価まとめ〜
リカンカブール S評価90点
ハヤヤッコ B評価65点
サヴォーナ B評価60点
チャックネイト C評価50点
〜馬体をみた感想〜
馬体写真のある馬は4頭と寂しいがその中でも抜群に良さそうなのはリカンカブール。
当然他馬の仕上がりを見られていないので他の馬がどうなのか判断は出来ないが、リカンカブールが人気無いようなら狙っていきたい一頭。
その他気になる馬がおられましたら、仕上がり面こ言及は出来ませんが、前走等のパドックから見て伝えられる事があるようでしたらお伝えさせていただきますので、気軽に聞いていただければと思います。
※追記分
・エンパイアウエスト A評価70点
牝馬で500キロ越えと大きな馬ではあるが重さを感じさせず、牝馬らしいしなやかな馬体。前肢がやや短く重心が前傾よりでレースでも先行出来ている。薄らと肋骨を見せ太め感なく、馬体のハリ、毛艶も良好。力は出せるデキにある。
・デビットバローズ A評価80点
500キロを超す大型馬で胸の深さ、大きな腹袋を持った一頭で持続力に長けたタイプの馬体で、後肢は曲飛の造りをしており小回り適性は高そう。日の加減で毛艶はよく見えないものの馬体のハリは良好で仕上がり良くチャンスあっていい。
・トップナイフ C評価55点
菊花賞ぶりのレースとなる今回。くっきりと肋骨を見せ太め感が無いどころか少し細いかなと思わせるほど。毛艶よく、後肢は血管が盛り上がるほどで悪くは無いが、馬体全体的にハリが物足りず、トモもかなり薄くボリューム感が物足りない。いきなりはどうか。
・ホウオウビスケッツ B評価60点
胴に伸びがあり、重心がやや前傾よりで高い先行力を持っている。スローペースのキレ勝負では劣るものの後続にも脚を使わせ上がりのかかるようなレースにしたい。
毛艶・馬体のハリ共に一定のデキといったところで可もなく不可もなくと言ったところ。
〜馬体評価まとめ〜
リカンカブール S評価90点
デビットバローズ A評価80点
エンパイアウエスト A評価70点
ハヤヤッコ B評価65点
ホウオウビスケッツ B評価60点
サヴォーナ B評価60点
トップナイフ C評価55点
チャックネイト C評価50点