ラップ解説
12.0-10.7-10.9-11.6-12.1-12.1-11.9-12.3-12.2-12.1
前半33.6 後半36.6
前半1000m57.3
走破タイム1.57.9
展開解説
スタートからコーナーまでの距離が505mもあり前半からペースが上がりやすいコースという事もあり、前半は33.6とハイペースとなる。
1000m通過は57.3と早く隊列はかなり縦長。
コーナー手前から馬群は凝縮したが、前は止まらず先行馬を見ながら中団から進めた馬が有利な展開となった。
勝ち馬レッドラディエンスや2着馬キングズパレス後方からの差し馬だが、不利な展開での勝ち方で能力を見せたレースだった。
隊列解説
スタートでダンディズムがいつもの通り出遅れダンディズムした。(23回連続出遅れでもはや動詞化したい)
とりあえず置いといて、先行争いはバビットと外からセイウンプラチナでこの2頭がハイペースに引っ張る。
続いてボーンディスウェイ、レッドランメルト、ダンディズム、ノッキングポイント。ここまでが先行勢。
少し離れてフェーングロッテン。
さらに離れて後方にレッドラディエンス、ダンテズヴュー、キングズパレス、グレンガリー、アラタ、ノースザワールド、リフレーミング、カレンルシェルブルの展開。
ラスト600m地点からボーンディスウェイやダンディズムが仕掛けていくが、ラップ的には減速しておりバビットやセイウンプラチナが減速したという見立て。
ノッキングポイントは少し仕掛けが遅れていた。
後方勢もここから仕掛けており、遅めの仕掛けに見えた。
レッドラディエンスやキングズパレスは届いており強い勝ち方だった。
各馬評価
1着レッドラディエンス
先行有利展開で差して勝ち切っており強い内容。
2着キングズパレス
先行有利展開で差して2着なので強い内容。
直線はやはり内にもたれるところを修正しながらの追い方で直線ではムチを入れるより真っ直ぐ走らせようとしていた。
力を出しきれれば勝ち馬と逆転はあるだろうが、現状癖が強いので難しそう。
3着ノッキングポイント
仕掛けどころで若干仕掛け遅れがありながらの着順。展開利はあるもののゴール後も伸びており能力はある。
キレ負けする馬なので、今回は求められた脚質もポジション展開が上手く噛み合ったという評価。
4着ダンディズム
23連続出遅れを決めたが、ポジション取れたのは良く今までとは違うレースとなった。
ただ、ノッキングポイント以上に上手く乗り、展開も向いての着順。
現状これ以上評価は難しい。
5着リフレーミング
展開不利の後方からで上位2頭には劣るものの、大外回して伸びており評価したい内容。
機動力活かせる事が持ち味の馬なのだが、今回はハイペースでそれが使えず厳しい展開となったのが敗因。次走見直したい。
7着アラタ
後方からの馬としては比較的内を立ち回ってきたが、レッドラディエンスやキングズパレス、リフレーミングと比べると劣る。
直線は進路をカットされていたが、進路取り恩恵のありながらの着順なのでこの不利では評価は上げない。
8着ノースザワールド
後方からだが、アラタ同様内を立ち回っての着順。道中折り合いが怪しい部分があった。評価しづらい内容。
9着ボーンディスウェイ
ハイペースの高速展開が向かず、コーナーでは手応えがなかった。
10着カレンルシェルブル
リフレーミング同様、機動力活かせる事が持ち味の馬なのだが、今回はハイペースでそれが使えず厳しい展開となったのが敗因。
コーナー大外ぶん回しており不利も大きかった。ただリフレーミングと比較すると着差が大きく、今回は見どころなし。
次走注目馬
A評価:なし
B評価:リフレーミング、レッドラディエンス
C評価:キングズパレス
度外視:なし