ラップ解説
12.1-10.9-11.8-11.8-11.7-11.4-11.4-11.6-12.0-12.6
走破タイム1.57.2
34.1-36.1
前半1000m58.3秒
展開解説
アリスヴェリテの大逃げ。
離れてベリーヴィーナス、更に離れてジューンオレンジ、ミッキーゴージャス、インザオベーションが続くが、隊列はかなり固まった状態。
そもそもアリスヴェリテの1000m通過が58.3秒で、58.3秒は高速馬場の京都において無茶苦茶なハイペースではない。
それを後続8馬身以上離したら当たり前のように団子状態となる。
そこから11.4-11.4-11.6とアリスヴェリテはスパートを開始。
これでは後続は差を詰められないし、そのまま直線まで差を保ったまま突入。アリスヴェリテの勝利となった。
後続の馬が勝つなら前半の時点で差を詰めるべきだった。
展開の有利不利
先ほど述べたように、スパートの早い高速ロンスパ戦となった。
馬場は内は荒れており外差し有利。
内を先行したベリーヴィーナス、ミッキーゴージャス、ジューンオレンジは不利。
差し馬でも内を走ったピンハイ、コスタボニータは不利を受けた。
各馬評価
1着アリスヴェリテ
完璧な騎乗でこれ以上ない。ハンデ戦でも次は斤量が増えるため狙いづらい。しばらく様子見。
2着エーデルブルーメ
外枠スタートで中団からの競馬。馬にスピードがあり、徐々にポジションを上げて行った。
エーデルブルーメ以外は後方から外差しが届く展開だった事からロンスパに付き合いながらも垂れなかった点からも能力高いと考える。次走も期待していいパフォーマンスだった。
3着ホールネス
後方外差し。上手く外回して脚を伸ばした。斤量の恩恵もあり噛み合った形
4着ファユエン
後方外差し。展開が向いた。
5着ラヴェル
道中は折り合い欠いて、直線では切り返すロスがありながらも伸びてきた。
内を走っていたが、もっとスムーズに外回せれば結果は変わっていたと思う。
6着セントカメリア
後方から馬場の真ん中から内辺りを差し。
展開は比較的向いたと思うが、コーナーでロスを抑えるために馬群を縫う選択。
コーナーから直線に入ったところでエリカヴィータが少し寄れた事で、走りたかった進路が塞がれ内に進路を求めた。
伸びてきていたのでスムーズならもう少しやれた可能性はある。
7着エリカヴィータ
ロンスパについて行くのが精一杯で直線入ったところで寄れる。馬場やポジションの恩恵はあり着順はマシだがスピード負け感があり、距離は伸ばしても良さそう
9着ピンハイ
後方内差しの馬場不利。伸びてきていたが馬場差で伸びきれず。
10着コスタボニータ
スタート出遅れ最後方からとなる。
内差しで馬場不利。差し脚もキレるタイプではないので、今回は度外視可能。
12着ジューンオレンジ
先行不利、内馬場を走り不利。折り合い怪しく短縮の方が良さそう。
13着ミッキーゴージャス
先行不利、内馬場を走り不利。
14着ベリーヴィーナス
先行不利、内馬場を走り不利。
15着タガノパッション
本命を打ったが、あまりに見当違いを反省したい。コーナーではもはや手応えはなく、このスピードではどうにもならず、タフな展開でこその馬。
次走注目馬
A評価:エーデルブルーメ
B評価:セントカメリア、ラヴェル
C評価:ジューンオレンジ、ミッキーゴージャス
度外視:コスタボニータ、ベリーヴィーナス