エプソムC馬体診断
・ヴェルトライゼンデ C評価
肉付きがよく腹袋も大きく見えタフなレース質でこその馬。今回の条件は適性からは少しズレるか。
1年2ヶ月ぶりの出走となる今回馬体全体的に少し余裕があり休み明けいきなりは厳しそう。
・サイルーン B評価
長躯短背でまとまりがあり綺麗でしなやかな肉付きで、中山で連勝してきているが東京へ変わるのはいいのでは。
太め感は無く薄らと肋骨がみてとれ、馬体のハリ、毛艶もそこそこ。力は出し切れるデキにありそう。
・シルトホルン B評価
胴詰まりでまとまりがあり筋肉量もしっかりとあり綺麗な馬体。
皮膚を薄くみせ馬体のハリがよく、毛艶も良好で仕上がりは上々。
・セルバーグ C評価
コンパクトにまとまりがある馬体で、440キロ台と牡馬にしては華奢に見えるタイプ。
こじんまりとしていて物足りなさを感じる。
毛艶、馬体のハリとそれなりには仕上がってはいるがここではどうか。
・トゥデイイズザデイ S評価
綺麗に整った長躯短背の馬体で、しなやかさも感じとれる一方でしっかりとした筋肉量を持っており距離としてはマイル前後がベストか。
日当たりの加減もあるが毛艶はピカピカで馬体のハリも良く、皮膚を薄くみせ前肢、後肢ともに血管がクッキリと浮き上がるほどに。
仕上がりは抜群で楽しみな一戦。
・マイネルケレリウス B評価
華奢な馬でスピード勝負になるとこの距離では厳しい感じもうける。腹側のラインが後肢にかけてキレ込む形で高い瞬発力は持っているが、この距離で他馬と比較でどうか。
毛艶も良好で馬体のハリもよく仕上がりは良いものの条件がどうかだけ。
・ルージュリナージュ A評価
胴にゆとりがあり、マイルではやや忙しい面もありそうに見える馬体で距離延長はいい方に出るのでは。腹側のラインは後肢へかけてキレ込んでおり後肢の造りも曲飛と高い瞬発力を秘める。
仕上がりに関しても毛艶はよく馬体のハリはもう1つ上がありそうではあるが一定以上の出来にはあり力は出せる。
・レーベンスティール B評価
ゴツゴツした感じはなくスッキリとした綺麗な馬体で中山で重賞を勝っているが馬体からは東京の方が良さそうに見える。
胴にゆとりがあり距離としてはもう少しある方がベストなタイプではあるがこなせていい。
皮膚を薄く見せメリハリのある馬体ではあるもののもう少し毛艶、トモのボリューム感と良くなる余地を残しておりB評価まで。
〜馬体診断評価まとめ〜
S評価トゥデイイズザデイ
A評価ルージュリナージュ
B評価サイルーン・シルトホルン・マイネルケレリウス・レーベンスティール
C評価ヴェルトライゼンデ・セルバーグ
〜馬体を見た感想〜
力を考えればヴェルトライゼンデが頭一つ抜けていてレーベンスティールあたりが続く感じか。ただヴェルトライゼンデに関しては1年2ヶ月ぶりで馬体を見てもここでは買いたく無い。
G1では無いので限られた頭数のフォトパドックになるが当日パドックまで要注意。今週は子供の友達家族と昼からBBQ予定なので見られるかどうか…